内容説明
北朝鮮を想定、最大の戦略目標を「対ゲリラ戦」へと転換した陸上自衛隊の動向を追いつつ、それが自民党「新憲法草案」や「米軍再編」と構造的にどうつながっているかを明快に解き明かす。
目次
1 憲法九条と日本再軍備
2 憲法九条と自衛隊
3 対ゲリラ戦重視へ戦略転換した陸上自衛隊
4 戦略目標を共有する米軍と自衛隊
5 米軍再編ですすむ日米両軍の一体化
6 9条2項の抹消で自衛隊は「軍隊」となる
7 「作られた脅威」に決別し米国から自立する
著者等紹介
梅田正己[ウメダマサキ]
1936年生まれ。出版社勤務をへて、1972年、仲間とともに高文研を設立、教育書をはじめ沖縄問題、安保・防衛問題、現代史の証言、歴史認識問題、憲法問題、ジャーナリズム問題などの書籍を編集・出版してきた。日本ジャーナリスト会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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