観光コースでない満州―瀋陽・ハルビン・大連・旅順

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874983522
  • NDC分類 292.25
  • Cコード C0021

内容説明

満州事変の発火点・瀋陽、「満州国」の首都・長春ほか731部隊や平頂山虐殺事件の跡など、今も残る当時の街並みや建物を訪ね、日本の中国東北侵略の現場を歩いて、克服さるべき歴史を考えたルポ。

目次

1 瀋陽(奉天)・撫順・鞍山(張作霖爆殺事件と与謝野晶子;「満鉄」が発展させた街 ほか)
2 長春(新京)・吉林・延吉・龍井
図們(満州建国大学の理想と現実;日本の威信をかけた都市計画 ほか)
3 ハルビン・佳木斯・大慶(ロシア人がつくった小パリ;ロシアから「満州国」の支配下へ ほか)
4 大連・旅順(ロシアが設計、日本が完成させた街;日本統治時代と変わらぬ中山広場 ほか)

著者等紹介

小林慶二[コバヤシケイジ]
東京に生まれる。東京大学経済学部卒。1961年、朝日新聞社入社、『朝日ジャーナル』編集部、カイロ支局長、外報部次長をへて、1981年よりソウル支局長。その後、調査研究室主任研究員、編集委員、『AERA』編集部をへて、95年より九州国際大学国際商学部教授。現在、アジア共生学会会長、九州国際大学文化交流センター顧問

福井理文[フクイリブン]
1957年、東京に生まれる。東京理科大学中退、現代写真研究所卒。フリーランス・カメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。