チェチェンで何が起こっているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874983201
  • NDC分類 302.298
  • Cコード C0036

内容説明

カスピ海と黒海に狭まれた広さ岩手県ほどのチェチェン共和国。大国ロシアはなぜここに侵攻し、チェチェン民族の抵抗はなぜ続くのか。厳戒のチェチェン潜入ルポとウォッチャーの考察による、チェチェン問題理解のための入門書。

目次

1章 なぜチェチェンで「戦争」は続くのか
2章 モスクワ劇場占拠事件―知られざる当事者の肉声
3章 チェチェンで続いている拷問、虐殺、処刑
4章 忘れえぬ人々―現代チェチェン人群像
5章 ジャーナリストの誕生
6章 チェチェン戦争の諸相
7章 何のための苦しみか―チェチェンが示す21世紀の黙示録

著者等紹介

林克明[ハヤシマサアキ]
1960年、長野県生まれ。ノンフィクション・ライター。環境問題をはじめ、社会問題を主なテーマとする。1995年から1年10ヵ月間、モスクワに住みチェチェン戦争を取材する。2001年、「ジゃーナリストの誕生」で第9回週刊金曜日ルポルタージュ大賞を受賞

大富亮[オオトミアキラ]
1976年、神奈川県生まれ。チェチェンニュース編集兼発行人。大学卒業後、人道支援関連のNGOに勤務。1999年に第二次チェチェン戦争が始まり、広報などを担当する。それがきっかけになってチェチェン問題に関心を持ち、情報収集を続ける。2001年からEメールによるニュースレター、チェチェンニュースを発行している
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