目次
第1章 未来事象を表わす4つの表現―特に、willとbe going toの違いはどこから来るか?
第2章 Will you…?は指示・命令表現か?
第3章 Can you…?はWould you…?より丁寧な依頼表現か?
第4章 Used toとwouldはどこが違うのか?
第5章 Can,may,mustの不思議―肯定文と疑問文での不適格性
第6章 I could catch the bus yesterday.は不適格、I could see the moon last night.は適格なのはなぜか?
第7章 Be動詞は本動詞か、助動詞か?
補章 John hid the book behind himself.とJohn hid the book behind him.はどこが違うのか?
著者等紹介
久野〓[クノススム]
1964年にハーバード大学言語学科Ph.D.を取得し、同学科で40年間教鞭をとる。現在、ハーバード大学名誉教授
高見健一[タカミケンイチ]
1990年に東京都立大学文学博士号を取得し、静岡大学、東京都立大学を経て、学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobu A
6
2022年1月初版。去年頭から読み始めた「謎解きの英文法」シリーズもいよいよ最終巻。読んでしまうと一抹の寂しさが残る。英検1級合格やTOEIC満点取得より本シリーズを正確に理解する方が難解。1冊ならまだしも全11巻読み終える間に忘却曲線を抗わなけれならない。本著の良さは巷間の英文法辞典や学術論文の文法説明を検証している点。例えば、本著では will と be going to の違いを分かりやすく明示。シリーズでは I'm loving it 等、色々と勉強になった。時折読み返す必要有り。でも、やるかな。2022/06/26
Kentaeigo
0
すごい。なんでこんなに解き明かすんだろうっていうくらい説明してくれました。統語環境を改めて意識させてくれるような本でした。2022/07/01