日本語教育はどこへ向かうのか―移民時代の政策を動かすために

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日本語教育はどこへ向かうのか―移民時代の政策を動かすために

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874248058
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C0080

内容説明

需要の高まりを見せる日本語教育界の現状は、手放しでは喜べない。それはなぜか。日本語教師は職業として成り立つのか。日本語教育の専門性をどう守ればよいのか。実現可能な政策を提案するためにどんな研究をしたらよいか。「やさしい日本語」がなぜ必要なのか。英語教育からはどう政策に働きかけているのか。

目次

はじめに―動いている外国人受け入れ政策(二〇一八年問題と二〇二五年問題;グローバル人材の獲得 ほか)
第1章 職業としての日本語教師―「奨学金返済ができないから夢をあきらめます」から考える(現況―日本語教師の「売り手市場」と若者の日本語教育離れ;労働条件・労働環境の不安定さ ほか)
第2章 学習者の変化に対応しポストを守るための留学生日本語教育と“やさしい日本語”(留学生日本語教育を取り巻く環境の変化;“やさしい日本語”について ほか)
第3章 ポリティクスの研究で考慮すべきこと―複合的合理性・実態調査・有効性研究(複層的な合理性;「実態」の理解の仕方 ほか)
まとめに代えて―政策を動かす日本語教育のために(明らかになった「特定技能」の運用方針;「日本語能力判定テスト(仮称)」の準備 ほか)

著者等紹介

牲川波都季[セガワハズキ]
関西学院大学総合政策学部准教授

有田佳代子[アリタカヨコ]
新潟大学教育・学生支援機構グローバル教育センター准教授

庵功雄[イオリイサオ]
一橋大学国際教育交流センター教授。著書多数。日本語教育学会第10回日本語教育奨励賞受賞

寺沢拓敬[テラサワタクノリ]
関西学院大学社会学部准教授。日本教育社会学会第6回学術奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

20
とても有益な一冊でした。うちらの業界の展望がクリアに示されます。昨年4月、「特定技能」の在留資格が創設され、今後、非熟練労働分野での外国人の就労が増える中、うちらの業界は如何にあるべきか?日本語教師の需要が急速な高まりを見せていますが、喜ばしい事ばかりではありません。数十年後、少子高齢化の世代間格差が解消されて人手不足が落ち着きアジアの新興国が発展して、日本まで行くメリットが無くなれば、日本が米中を追い抜く経済大国にでもならない限り、うちらの業界は”斜陽産業”の道を進むことになります。2020/01/17

Nobu A

5
言語文化教育研究会シンポジウムを基に更に議論し纏めたもの。会談の顔ぶれが魅力的。日本語教育に携わる3名に英語教育関係者が1名入ることにより新たな視点が加わり議論の厚みが増している。「やさしい日本語」の意図や方向性がより理解出来、よく耳目に触れる言語政策の国内現状や「複層的な合理性」等、基本的研究アプローチの解説で視野が広がった。同じ言語教育でありながら接点が薄いと感じる日本語と英語。お互いに学ぶことは多いような気がする。例えば、両言語の差異を考慮し、日本人独自の英語教授・学習法確立の可能性。2020/08/09

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