アメリカ映画とキリスト教―120年の関係史

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アメリカ映画とキリスト教―120年の関係史

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873957104
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0016

目次

序章
第1章 映画の誕生とキリスト教(1880‐1920年代)
第2章 プロダクション・コードの施行と検閲の開始(1930‐40年代)
第3章 「神の国アメリカ」とエリア・カザン(1950年代)
第4章 「古き良き時代」の終焉(1960‐70年代)
第5章 キリスト教右派の台頭(1980年代)
第6章 終末思想とアメリカ映画(1990‐2000年代)
終章

著者等紹介

木谷佳楠[キタニカナン]
同志社大学神学部助教。日本基督教団賀茂教会伝道師。2012年同志社大学大学院神学研究科博士課程後期修了。2013‐2014年にかけてジョージタウン大学客員研究員。専門は国内向けには文化と神学、国外向けには移民の宗教活動やアジアのキリスト教、エキュメニズムなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

74
映画黎明期におけるカトリックとプロテスタントの映画に対するスタンスの違いが分かり興味深い。また、1950年代の赤狩りについてもエリア・カザン監督を例にあげ書かれているが、叩かれるばかりではない所がいかにもアメリカ的だなと感じた。2020/08/23

kenitirokikuti

4
ヘイズは長老派だったが、ヘイズコードはカトリック矯風団の圧力によりできたもので、内容は保守的なカトリックのもの。カトリックプロテスタントユダヤの三者間に十戒を持ち出すことでユダヤ系映画人を牽制する意図だった。当時は制作はユダヤ、監督はカトリック、観客はプロテスタント▲その後キリスト教史劇映画が際どい衣装の隠れ蓑になったのは皮肉▲ヒッピー的なイエス像も、底本は聖書であり反発は少なかった▲メルギブ『パッション』は福音派のアドバイザーを置いている。終末論が根強い。昔みたく核戦争ではなくなったようだが…2017/02/19

つかしん

2
6冊目 (2020年8月−2021年7月で100冊) アメリカ映画に特別詳しい訳ではないんですが面白いです。 アメリカとキリスト教という切っても切れない関係を映画という切り口で。 本の後半が現代に近いものを扱ってるのでより面白いです。僕でも知ってる『ブラックホークダウン』や『地球が静止する日』『レフトビハインド』なんかも出てきたりしますよ〜2020/09/04

ピンガペンギン

1
意外に読みやすくてよかった。ハリウッドの第一次黄金期は1929-34年。残酷な暴力描写や過激な性描写などあらゆる刺激的なものを観客に見せていた。1930年頃からカトリック教会をはじめプロテスタント、ユダヤ教徒からも異議申し立ての声があがりはじめ、ボイコット運動なども起こり1934年にプロダクションコードが採用された。(1968年に廃止)女性の露出度の高いドレスは禁止されて、コード前後のターザンのヒロインの恰好は全然違う。(写真がのっている)第3章(個人的に一番面白かった章)はエリア・カザンについて。2022/05/08

Sadahiro Kitagawa

1
アメリカの映画は、黎明期からキリスト教とは様々な側面から密接に関係してきた。 キリスト教とどのような関係を持ってきたのかを知ることは、アメリカ映画を見る上での理解の解像度を高める。これまで漫然と楽しんできた映画の中にも、木谷先生の解説を読むと、改めて隠された意味を知ることができる。 本文の中で、(アメリカのキリスト教と映画との関係を知ることは、)アメリカから輸入された食品のパッケージに記載された「原材料」を見る行為に似ている。と例えられているが、まさにその通りだった。 2022/01/18

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