内容説明
100名の映画監督の略歴・エピソード・代表作を1人見開き2ページで解説。映画史を辿るコラム、映画史年表、映画祭・映画賞受賞データなど、資料も充実した最新ガイドブック。
目次
牧野省三
衣笠貞之助
島津保次郎
内田吐夢
溝口健二
伊藤大輔
伊丹万作
島耕二
山本嘉次郎
田坂具隆〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たれっくま
1
これまでどんな映画監督がいるのかちゃんと把握出来てなかったから、こういうのがあると助かる。だけど、個々の監督の作品を全部掲載してるワケじゃないし、最近出てきた監督の紹介が無いのが残念。2009/09/30
STARGAZER
0
この本は、発売時からの愛読書。どこに、どの監督が載っているかは、覚えてしまうぐらい読んで、映画も観ている。各監督の代表作3本ぐらいが選ばれているのも「本当に良い作品」だと思う。2023/01/04
サトル
0
日本映画の名作紹介を織り交ぜながら、その時代に活躍した映画監督のツボを小気味よく押さえているので、映画ビギナーにとっては打ってつけの備忘録となるようなガイドブックだった。日本映画の父と呼ばれる牧野省三から始まり、ワンシーンワンショットの溝口健二、松竹蒲田調で国産トーキー映画を手掛けた五所平之助、不朽の名作で伝説となっている小津安二郎や成瀬巳喜男、そして世界のクロサワからは百花繚乱の日本映画の世代を迎えて、松竹ヌーベルバーグと呼ばれるような鬼才も登場したりするが、ATGの監督群が登場していないのは正解だ。2020/02/10