出版社内容情報
今こそ必要な障害とプロダクトデザインの関係を深く考察する書籍!
本書は、さまざまな障害とプロダクトデザインの関係をテーマにした書籍です。前半では、医療用具からファッションアイテムへと変化した眼鏡のように、障害を目立たなくしたり、または魅力的に見せるデザインや、健常者と障害者がともに使えるデザインなどについて考察。後半では、著名なデザイナーへのインタビューを通して、具体的なプロダクトのデザインについて掘り下げていきます。
内容説明
デザイナー、エンジニア、医療関係者、そして障害を持った方々が、お互いに刺激し合う、健全な緊張関係のもとで開かれた議論を行うためにプロダクト、ファッション、インタラクション、グラフィックなどの事例を多数紹介。
目次
初めの緊張関係(ファッションと目立たなさと交差;探求と問題解決との交差;シンプルとユニバーサルとの交差;アイデンティティーと能力との交差;挑発と感受性との交差 ほか)
デザイナーたちと出会う(安積朋子、脚立と出会う;もしPhilippe Starckがおしりふきと出会ったら;もしJasper Morrisonが車いすと出会ったら;Michael Marriott、車いすと出会う;もしHussein Chalayanがロボットアームと出会ったら ほか)
著者等紹介
プリン,グラハム[プリン,グラハム] [Pullin,Graham]
ダンディー大学でインタラクションデザインを教えるとともに、話すことのできない人たちの表現力を高めるコミュニケーション装置について研究している。彼は上級デザイナーとして世界有数のデザインコンサルタント会社であるIDEOで、またイギリスの著名なリハビリテーション工学センターであるBath Institute of Medical Engineeringで勤務してきた。彼は複数の国際的なデザイン賞を、障害に配慮したデザインの分野と一般向けデザインの分野で受賞している
小林茂[コバヤシシゲル]
博士(メディアデザイン学・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科教授。グッドデザイン賞審査員(2017・2020・2021年度)。オープンソースハードウェアやデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキル、視点、経験を持つ人々が協働でイノベーション活動に取り組むための手法や、その過程で生まれる知的財産を扱うのに適切なルールを探求。岐阜県大垣市において2010年より隔年で開催しているメイカームーブメントの祭典「Ogaki Mini Maker Faire」では総合ディレクターを担当
水原文[ミズハラブン]
翻訳者。電子機器メーカーや通信キャリアでの勤務を経て、2007年に独立。これまでの仕事には数学や電子回路、食品化学・発酵食品に関連したものが多いが、障害者の社会参加にも関心を持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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