内容説明
二千数百年前の竹簡が、数千枚という単位で近年発見され注目を集めている。新領域「竹簡学」で国際的に活躍する著者が中国思想史の空白を埋める。
目次
序論(研究の目的;本書の構成と研究方法、意義)
第1部 「上海博物館蔵戦国楚竹書」の研究(上博楚簡『鄭子家喪』の検討;上博楚簡『成王既邦』の検討)
第2部 「清華大学蔵戦国竹簡」の研究(清華簡『周武王有疾周公所自以代王之志(金縢)』の検討
清華簡『傳説之命(説命)』の文献的特質―天の思想を中心に
清華簡『尹誥』における呼称表記の検討)
第3部 「銀雀山漢墓竹簡」の研究(銀雀山漢簡「兵之恒失」小考;銀雀山漢簡「五議」小考)
附録
著者等紹介
中村未来[ナカムラミキ]
1984年、沖縄県に生まれる(旧姓金城)。2013年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。2015年現在、大阪大学大学院文学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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