外国人の就学と不就学―社会で「見えない」子どもたち

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外国人の就学と不就学―社会で「見えない」子どもたち

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  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872595109
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3037

内容説明

「学校へ行くこと」で、毎日とても苦しんでいる外国人の子どもたちがいる。日本の公教育において未だ外国人は就学義務の対象とされておらず、市町村による異なる対応、言語や文化の違いの狭間で「不就学」になる子どもたち。具体的な問題と影響、対応できることを著者の調査が初めて明らかにした。

目次

第1章 なぜ外国人が不就学になるのか
第2章 調査でみえた不就学の外国人の姿
第3章 無国籍状態の子どもと就学
第4章 学齢を超過した外国人と就学
第5章 外国人学校に通う子どもと就学
第6章 就学前の外国人と就学
第7章 外国人の「不就学者ゼロ」の社会をめざして

著者等紹介

小島祥美[コジマヨシミ]
愛知淑徳大学文学部教育学科准教授。大阪外国語大学中南米地域文化学科(スペイン語)卒業、大阪大学人間科学研究科博士後期課程修了(人間科学博士)、専門社会調査士。小学校教員、NGO職員を経て、日本で初めて外国人の就学実態を明らかにした研究成果により岐阜県可児市教育委員会の初代外国人児童生徒コーディネーターに抜擢され、外国人の「不就学者ゼロ」を実現する。2006年9月に愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンター(研究助手)に着任、講師を経て、2009年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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