阪大リーブル<br> 心と身体のあいだ―ユング派の類心的イマジネーションが開く視界

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阪大リーブル
心と身体のあいだ―ユング派の類心的イマジネーションが開く視界

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872594492
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C1311

出版社内容情報

ユング派精神科医がアクティヴ・イマジネーションやボディーワークで解き明かす類心的無意識と心身症、発達障害のメカニズム。無意識の最深層では、心と身体ををつなぐ移行的領域である類心的無意識に至る。ユングが提唱したこの概念は、内因性精神病、器質性精神障害、発達障害などの問題のみならず、健常者の心身の成長、人間と世界の精妙な関係性にまつわる問題に対しても、有用かつ新鮮な示唆を与える。ユング派分析家・精神科医である著者が、アクティヴ・イマジネーションや武道などのボディーワークを通じて見出した心と身体の新たな関係とは。

はじめに

第一章 ユング心理学の心身観

第二章 発達系と心身

第三章 トラウマ系と心身

第四章 身体系と心身

第五章 アクティヴ・イマジネーションのエッジ

第六章 類心的イマジネーション

第七章 類心的リアリティと時空の超越

第八章 心と身体のあいだ

おわりに

文献

あとがき

老松 克博[オイマツ カツヒロ]
著・文・その他

内容説明

心と身体をつなぐ最深の領域、「類心的無意識」。アクティヴ・イマジネーションが分け入って、トラウマ系、発達系と呼ばれる人たちの時空経験の歪みを癒す。

目次

第1章 ユング心理学の心身観
第2章 発達系と心身
第3章 トラウマ系と心身
第4章 身体系と心身
第5章 アクティヴ・イマジネーションのエッジ
第6章 類心的イマジネーション
第7章 類心的リアリティと時空の超越
第8章 心と身体のあいだ

著者等紹介

老松克博[オイマツカツヒロ]
1984年、鳥取大学医学部卒業。1992~95年、チューリッヒ・ユング研究所留学。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。ユング派分析家。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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冬佳彰

2
高校から大学のある時期、ユングやユング派の本をまとめて読んだ。しかし当時、類心的無意識なる用語を目にした記憶がない。もしかしたら斜め読みしてしまっていたのかもしれないが、後期の著作の中で現れたものなんだろう。で、かなり分かりにくい。著者も言われているように、学術的に何かを証明しようというスタンスではなく、実際の治療の現場で現れてきた有用かつ具体的な概念だからなのかもしれない。俺が読んだ限りでは、心性を帯びた身体と、身体性を帯びた心を架橋するような無意識ってことなのか?かなり歯ごたえのある本だ。再読が必要。2019/05/19

ᚹγअәc0̸א

0
・Jung晩期の類心的(Psychoid)概念を手掛かりに、近年流行のトラウマ系アプローチを検討していて有難い。元々の集合的無意識仮説自体が進化論寄りのせいか、ポリヴェーガル理論と親和性高い面がある。アクティブイマジネーションが当初「visioning」と称されていたことは、トラウマ記憶の視覚的優位性と関連性伺えて興味深。 ・俗にいう「置き撃ち」を可能ならしめる時空間超越性の卑近例として、コブラのサイコガンを挙げてるのが妙に印象的。同時期の初代ガンダムのNTよりもdropping要素が在るのであろうか。

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