内容説明
一九二二年の春、早稲田大学が招待したインディアナ大学野球チームは、二勝八敗一引分けと大敗して帰国した。海を渡り保存されていた八七○枚余りの写真と選手の日記をきっかけに、スコアシートには残らなかった、日米大学野球交流の真実が一〇〇年の時を超えて蘇える。
目次
1 新資料エドナ・コレクション
2 インディアナ大学の日本人留学生
3 コダックで撮った小さい写真と葉書大の「横浜写真」
4 インディアナ大学チーム、日本へ遠征する
5 エドナ夫人とエドモンソン教授
6 列車の旅と船の旅、出会った人々
7 同窓生、早稲田大学、歓迎会を催す
8 安部磯雄とコールマン夫人
著者等紹介
錦仁[ニシキヒトシ]
昭和22年(1947)、山形県生まれ。東北大学文学部文学研究科博士課程中途退学。聖和学園短期大学助教授、秋田大学教育学部教授を経て、1996年、新潟大学人文学部教授、同現代社会文化研究科教授。2013年、名誉教授。博士(文学)。フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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