内容説明
宇宙の誕生からはじまる私たちの歴史。地球ができて、生命が生まれ、恐竜の時代が訪れます。そして長い長い先史時代ののち、やがて文字が発明されると、人類は歴史を記録していくようになります。はじまりは宇宙の起源で、そこからさまざまな時代が展開して現代までたどりつき、誰も知ることができない未来へと向かうのです。時空のラインが示唆してくれる、私たちがいま立っている場所。「これまで」と「いま」と「これから」の秘密は、大胆に、繊細に、この時空の旅が教えてくれます!
目次
古代から現代までの文明(古代メソポタミア文明;古代エジプト;ヘブライ人とフェニキア人;ペルシア帝国;古代ギリシア ほか)
テーマから見る歴史(文学;スポーツ;輸送;発明;建築 ほか)
著者等紹介
マイオレッリ,トンマーゾ[マイオレッリ,トンマーゾ] [Maiorelli,Tommaso]
大学では哲学を専攻し、さらに歴史と言語(特に死に絶えた古語)の筋がね入りの愛好者で、2016年より出版企画にたずさわる。本書は2022年ストレーガ・ラガッツェ・エ・ラガッツィ賞で、「絵で描かれた物語」部門の候補作となった
マネア,カルラ[マネア,カルラ] [Manea,Carla]
絵と言葉が織りなす情景が大好きなイラストレーターで、グラフィックデザイナーとしての経験ももつ。おもに児童書やコラム・雑誌のイラストを手がけ、イタリア国内外で活躍している。数年前より、パドヴァの国際コミックスクールで講師をつとめている
カプラーラ,ジョヴァンニ[カプラーラ,ジョヴァンニ] [Caprara,Giovanni]
1948年生まれ。科学ジャーナリスト、コラムニスト、エッセイストで、受賞・表彰歴多数。科学史・宇宙開発史に関する著書は30冊以上にのぼり、一部は欧米で翻訳されている。国際宇宙航行アカデミー(IAA)歴史委員会のメンバーで、イタリア科学ジャーナリスト連合(UGIS)の会長など、数々の役職をになう。火星と木星の間の軌道にある小惑星は、その名をとって、「10928Caprara」と命名された
青柳正規[アオヤギマサノリ]
多摩美術大学理事長、東京大学名誉教授。1944年大連生まれ。古代ギリシャ・ローマ考古学者。1967年東京大学文学部美術史学科卒業。国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官など歴任。2006年紫綬褒章受章、2017年瑞宝重光章受章、2021年アメデオ・マイウーリ国際考古学賞受賞、文化功労者。ポンペイ「エウローパの舟の家」、シチリアのレアルモンテのローマ時代別荘、ソンマ・ヴェスヴィアーナのいわゆる「アウグストゥスの別荘」の発掘にあたる
山崎瑞花[ヤマサキミズハ]
上智大学文学部史学科卒業(専攻はイタリア・ルネサンス期の文化史)。「想いと文化」を伝える翻訳者をこころざす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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