出版社内容情報
2018年、スウェーデンの夏はあまりに暑く、火災も多数発生しました。もう待てない。15歳の少女グレタは、授業をボイコットして地球温暖化を食い止めるための行動を大人たちに迫る「学校ストライキ」を始め、その活動は世界に広まっています。
内容説明
17歳の環境活動家。変化を起こすためにいまこそ行動を!
目次
1章 学校ストライキを始めた理由
2章 最初の勝利
3章 勇気あるアイディア
4章 人前でのスピーチ
5章 スウェーデンから他の国へ
6章 世界のリーダーたちに会う
7章 学校との両立
8章 未来のための金曜日
9章 グレタのねがい
著者等紹介
キャメリニ,ヴァレンティナ[キャメリニ,ヴァレンティナ] [Camerini,Valentina]
イタリア・ミラノ生まれ。ウォルト・ディズニー社のコミック部門で働いたのち、小説や子どもの本の執筆に携わる
杉田七重[スギタナナエ]
東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。児童書、YA文学、一般書など、フィクションを中心に幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
178
グレタ・トゥーンベリ関連本、第四弾は、児童書です。彼女の主張を小中学生に解りやすく書いている本です。本書を臨時休校の小中学生の課題図書とし、感想を書かせたらどうでしょうか。新型コロナウィルスで右往左往している強欲でおバカな政治家達に鉄槌を下して欲しいと思います。新型コロナウィルスを大幅に多く見積ったとして、全世界で感染者100万人、致死率5%⇒5万人、気候変動リスクを最小に見積ったとして、世界の人口76億人、被災死率0.1%⇒760万人。新型コロナウィルスの蔓延で、CO2の排出量が減っているのは皮肉です。2020/03/09
☆よいこ
56
「FRYDAYS FOR FUTRE(未来のための金曜日)」運動を始めた環境活動家グレタ・トゥーンベリ。スウェーデンに住む15歳の少女がなぜ環境活動家になったのか、そして何を訴え何をしたいのか、よくわかるように子ども向けに書かれた本。▽2019年8月20日にグレタが一人で始めた「環境のための学校ストライキ」は、2019年3月15日には123か国2000以上の都市で何万人もの若者が参加する活動になった。わずか8か月で、多くの人の意識を変え行動に移すきっかけを作りだしたグレタのすごさを知った。▽2020年刊2020/03/12
とよぽん
46
グレタさんの考えていること、それを行動に移すエネルギーの源泉を知ることができてよかった。まだ未成年だから、政治や社会を動かしている大人に地球環境を守る行動をしてほしいと要求する・・・この直球が世界中の多くの人に受け止められた。TEDのスピーチも素晴らしい。これは児童書なので、多くの小中学生に読んでほしい。2020/03/21
akiᵕ̈*
36
「物事を変えるのに大人になるまで待つ必要なんてない!」15歳の少女グレタさんの言葉。カッコよすぎるっ!ネットで話題になり気になっていたグレタさん。中学生でありながら、国会議事堂で“気候のための学校ストライキ”のプラカードを持ち環境問題を訴えた。アスペルガーであると診断され鬱を患うも、8歳の頃から環境問題に強い関心を持ち、作文コンテストで優勝し、両親にも実情を訴え納得させ、自分のやるべきことがみえてきたという。TEDでも“希望も必要ですが、それ以上に行動が必要なのだ"と語った言葉は、自分も肝に銘じたい。2020/02/15
読書は人生を明るく照らす灯り
22
📕読んだ理由📕グレタさんの活動内容を知りたくなったから📘読んだ感想📘持病をパワーと捉えて、大人が今すぐ行動しないといけない事をやらない。だからグレタさんのような子供が行動を起こしてしまっている。世の中はグレタさんの主張に耳を傾けて、行動するべきだ📗読んだ後の行動📗グレタさん関連の書籍を読む 2023/03/26