内容説明
一人でいることにストレスを感じたら?つらく大変な状況で不眠が続いたら?「すべてがダメになった」と思う?失敗したら取り返しがつかない?心配や落ち込みに、どう向き合っていくか。緊急事態のこころマニュアル。
目次
第1章 どうしようもない不安が消えないとき(不安が強くなっているときに確認したい3つのこと;危険が近づいたら「正しく恐れる」ことを意識する ほか)
第2章 生活のリズムを少しずつ整えていく(リズムが乱れるとストレスを感じやすくなる;つらく大変な状況で不眠が続いたら ほか)
第3章 いまの状況でできることはあるか(自分にできるかどうか心配だから何もできない?;ネガティブな自動思考にブレーキをかける ほか)
第4章 こころの力を引き出す気分転換(いまの自分でできることを考えよう;うまくいかないなら、別のやり方を試してみよう ほか)
第5章 認知行動療法で踏み出してみよう(このストレス状況をどう切り抜けていくか;行動実験で「仮説」を確かめていこう ほか)
著者等紹介
大野裕[オオノユタカ]
精神科医。1950年、愛媛県生まれ。1978年、慶應義塾大学医学部卒業と同時に、同大学の精神神経学教室に入室。その後、コーネル大学医学部、ペンシルベニア大学医学部への留学を経て、慶應義塾大学教授(保健管理センター)を務めた後、2011年6月より、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターセンター長に就任、現在顧問。現在、一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長、ストレスマネジメントネットワーク(株)代表。国際的な学術団体Academy of Cognitive Therapyの設立フェローで公認スーパーバイザーであり、日本認知療法・認知行動療法学会理事長。日本ストレス学会理事長、日本ポジティブサイコロジー医学会理事長など、諸学会の要職を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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