目次
A シュロス法の誕生と変遷(呼吸整形外科システムとしてのシュロス法の成り立ち)
B 側弯症(側弯症の基礎知識;シュロス法による側弯症の評価 ほか)
C シュロス法の治療(シュロス法の三次元的側弯症治療;エクササイズの確認:検査画像の批判的考察 ほか)
D 記録と評価(治療経過/結果の記録)
E さらなる側弯症治療(バート・ゾーベルンハイムのカタリーナ・シュロス病院の治療;日常生活の整形外科的調整)
著者等紹介
レーネルト・シュロス,クリスタ[レーネルトシュロス,クリスタ] [Lehnert‐Schroth,Christa]
1924年マイセンで生まれる。約50年にわたり理学療法士として側弯症治療にあたる。母親が開発した呼吸整形外科システム・シュロス法により、多くの治療成果を上げている。1961年から1995年まで、医師らの協力の下、バート・ゾーベルンハイムのカタリーナ・シュロス病院の院長を務める。理学療法士や医師向けの多数の講演、論文、講習、映像メディア、また患者の自宅訓練のためのレコードなどで、シュロス法の三次元的側弯症治療を実演している。これらを通じて、多くの患者を助け、母親が残した功績が評価されることに努めている
グレブル,ペートラ[グレブル,ペートラ] [Gr¨obl,Petra]
修士・医学博士。1968年オーストリアのグラーツで生まれる。1986年から1991年までカール・フランツェンス大学(グラーツ)でスポーツ科学を学んだ後、理学療法士の専門教育を修了。2002年から、主に脊柱の生体力学および側弯症の機能的背景を研究。あらゆる年齢の側弯症患者の理学療法の基礎としてシュロス法を考察し、ヨアネウム応用科学大学(グラーツ)で、エビデンスに基づく背景的知識と併せてシュロス法の概念を教えている。シュロス法により、多くの側弯症患者の治療を行っている。若者の身体の理解や意識の育成が課題であると考え、『スポーツ科学的および理学療法的な側湾症治療におけるコンピューターゲームを活用した治療的アプローチ』により、2012年に博士号(自然科学)を取得
中村尚人[ナカムラナオト]
理学療法士、シュロスセラピスト。株式会社P3代表取締役。エボリューションウォーキング、ファンクショナルローラーピラティス考案者。1999年理学療法士取得後、慈恵医科大学附属第三病院・柏病院、永生クリニック・老人保健施設マイウェイ四ツ谷にて臨床を経験。2011年に八王子にて、スタジオ「TAKTEIGHT」を立ち上げる。予防医学の実現のため、2013年株式会社P3を設立。日々臨床を行う傍ら、ヨガやピラティスの指導も行う
吉水淳子[ヨシミズジュンコ]
奈良女子大学文学部社会学科哲学専攻を卒業後、大阪府立大学大学院綜合科研究学科文化学専攻を修了。医薬翻訳者として、独語および英語の翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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