内容説明
哲人に学ぶ人類の知恵シリーズ。奴隷出身の哲学者が語る「自由」とは?
目次
プロローグ ストア派とエピクテトスの思想(ストア哲学の始まりとその特徴;ストア哲学における「自由」;「束縛されない自由」と「思い通りにできる自由」 ほか)
第1部 自らを守る術―『要録』より(「自分次第のもの」を見きわめる力をつける;「避けられないもの」は避けようとしない;「執着を断つ」訓練をする ほか)
第2部 精神の自由を得る―『語録』より(不本意な状態のまま「自由」にはなれない;「自由」とは否定的感情からの解放である;あなたを「服従させているもの」の正体 ほか)
著者等紹介
エピクテトス[エピクテトス] [Epictetus]
紀元55年ごろ~135年ごろ。ストア派のギリシア人哲学者。ローマ皇帝ネロの重臣に奴隷として仕え、ストア派の哲学者ムソニウス・ルフスのもとに弟子入りする。奴隷身分から解放された後、ドミティアヌス帝による哲学者追放令が出るまで、ローマで「自由」をテーマにした哲学の講義をおこなった。「エピクテトス」という名は、ギリシア語で「後から手に入れたもの」を意味する。ギリシア・ニコポリスに移住し子弟に教えを授けながら半生を過ごし、哲人皇帝マルクス・アウレリウスにも大きな影響を与えた
ロング,アンソニー・A.[ロング,アンソニーA.] [Long,A.A.]
カリフォルニア大学バークレー校の古典学名誉教授、および哲学教授。著者多数。カリフォルニア州ケンジントン在住
天瀬いちか[アマガセイチカ]
国際基督教大学卒業。広告業界に勤務の後、パリ第8大学にて哲学を学び、現在はフリーの翻訳者として映像・出版翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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