出版社内容情報
今、多くの男女を悩ませている坐骨神経痛。腰から足裏にかけて伸びる人体最大の末梢神経「坐骨神経」が、さまざまな原因によって圧迫・刺激されることで、腰痛のみならず、お尻・太ももの裏側や外側、ふくらはぎやすね、足裏や足先に、しびれるような痛みが現れるのが特徴。腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアが主要な原因だが、ほかにも梨状筋症候群や腓骨神経障害、足根管症候群など原因が多岐に渡るため、診断や治療が難しく、手術を受けても解決しないことも少なくない。そのやっかいな症状が起こるメカニズムから、原因究明法、最新の治療、セルフケア、手術まで、患者さんなら誰もが知りたいことに専門医が本音で回答! 今、大好評の一問一答シリーズの最新刊!
内容説明
大好評の一問一答シリーズの最新刊!膝、お尻、太もも、すね、足裏がジンジン痛む坐骨神経痛の聞きたくても聞けなかった120問。
目次
第1章 坐骨神経痛についての疑問9
第2章 坐骨神経痛の原因についての疑問15
第3章 坐骨神経痛の症状についての疑問9
第4章 坐骨神経痛の診察・検査についての疑問8
第5章 坐骨神経痛のタイプについての疑問10
第6章 坐骨神経痛の標準治療についての疑問10
第7章 坐骨神経痛の薬についての疑問8
第8章 坐骨神経痛のセルフケアについての疑問19
第9章 坐骨神経痛の非標準治療についての疑問5
第10章 腰椎と別の部位で起こる坐骨神経痛についての疑問13
第11章 坐骨神経痛の手術についての疑問14
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
77
専門家のQ&A形式で、イラストも多くわかりやすい。特に坐骨神経痛のセルフケアについての疑問が参考になる。体幹筋をうまく働かせるには「これからする動作をイメージしてから動く」方法がある、ニュートラルポジションを知るには気をつけの姿勢と悪い姿勢の中間の姿勢、坐骨神経を防ぐ座り方はお尻の下に座布団やクッションを敷き、ニュートラルポジションを保つなど実践的なアドバイスがいい。また上体起こしの腹筋運動は腰痛の原因となるため、ドローインやハンドニーなどで腹横筋・多裂筋など体幹深層筋を鍛えるほうが効果的など新たに知る。2021/09/29
nekopon
0
坐骨神経痛と診断されたので読んでみました。Q&Aになっているので気になるところだけ読むこともできるし、自分で治すための具体的な方法(ストレッチなど)も紹介されているので良かったです。専門医が質問に答えているのも安心材料でした。(仙台の実家近くに名医がいることもわかった)2023/01/18
Yuko2
0
Q&A形式わかりやすい。原因究明が厄介な坐骨神経痛、これである程度はセルフチェックできるかも。 memo : 受診するなら整形外科 or 脳神経外科。日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会、日本脊髄外科学会 (なんという縦割り感...2022/06/19
Yuki
0
中学生からの持病。原因はたぶんバタフライ。2021/05/18