内容説明
子どもがいても、夫婦でも、最後はひとり…?ちょっと早めに考えたい、未来が明るくなる老後準備。
目次
第1章 家で暮らす?老人ホームに入る?
第2章 老後の理想の住まい、どんな家?
第3章 老後は人生の一割と考えるお金の計画
第4章 人生後半こそ、自分のイメージと真逆のことを始める
第5章 80代、90代でひとり暮らしの人に聞いてみた暮らし方
第6章 残りの人生がもったいない!疲れる人間関係はリセットする
第7章 老後という「ひとりプロジェクト」を完成させよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら
78
私はシングルで家族を持つ予定はないのでこの手の類いの本はいつも気になってしまう。収入と今の暮らしには概ね満足しているが、早めに責任ある仕事からリタイアし自由に暮らしたいので、50代以降の生き方や考え方の情報収集中だ。無理して誰かと過ごすより、お金である程度解決できることが理想。だが、この先の収入と暮らしにはいつも不安が付きまとう。この本にはこれから先のことは状況も自身の考えも変わっていくし、その時その時で柔軟に対応していくことが書かれている。せいぜい5年先にどうしていたいか?を考えるくらいで良いのだろう。2021/08/15
ぶんこ
54
若い頃から老後が心配だったという著者と自分が似ているのと、親の介護をしてきた結果、自分が介護を必要となったらと具体的に不安になる気持ちに共感しました。心配のあまり、若い頃から個人年金等々で備えた人、どうにかなるさと気にしない人。どちらがいい悪いではないというのが分かってきた今、人の場合を知るのは面白い。著者の場合は、仕事としてインタビューから得るものが大きいようです。今回の読書からは「孤独死」の面で考え方が変わりました。一人暮らしになったら介護保険を使うだろうから、長時間発見されない事はないからいいかと。2020/11/06
みっこ
40
『老後2000万問題』が世間を賑わせましたが、私も老後に対してぼんやりとした不安を持つ一人。70代80代になったときどんな生活をしているのか全く想像がつかなくて。でもこの本を読んでそれで当たり前なんだとわかりました。先のことを考えすぎず、今を充分楽しみ時には新しいことに挑戦し、日々を積み重ねていった先に『老後』があるんだよね。『〇〇円必要、ではなく、今の暮らしのサイズとこれからどういう暮らしをしたいかを考え、そこから逆算する』『助けてもらうための友だち作りはしない』→コメントへ2021/07/13
かおりん
32
ひとり老後、早くから考えても仕方ないけど、30代前半に友だちが介護の話をしてるのに衝撃受けた。老後を考える年か~と。心構えをしておくのはいいね。実際に親の介護や年金生活を体験したらもっと身近に感じるんだろうなぁ。その時々で友人やコミュニティもかわっていく。90年の人生があるとしたら残り一割が老後と考える。守りに入らなくてもいい。老後の理想の住まいをイメージする。人生後半こそ自分のイメージと真逆の事をはじめる。読んで不安を感じたり重苦しくもなったけど読んで良かった。2020/08/05
かよぴー
21
40代で病気になり 、父親の介護をし看取る。一人暮らしで心配性の59歳!老後の不安が大きい作者。今から施設見学もしてるし、老後資金も計算している。 でも、私にしたら 先の事を考え過ぎるのは、かえって不安になるかも。 誰でも 上手く老後を送りたいものだが、 お金に心配のない作者と一緒には出来ない気がした。 あくまで 参考程度にしといた方が良さそう。 2019/11/04