内容説明
最小限の環境対策で最大限の生物保全が可能。動植物に配慮したダム、水田整備により人間にも望ましい環境が生まれる。
目次
第1部 ヒゲナガカワトビケラとオオカナダモ(ダムの役割;ダムの問題点;ヒゲナガカワトビケラとダム;オオカナダモとダム;水生生物に配慮したダム水位操作;今後の課題)
第2部 オイカワとシオカラトンボ(圃場整備の役割;圃場整備の問題点;圃場整備が水生動物に及ぼす影響;水生動物に配慮した圃場整備;今後の課題)
著者等紹介
松井明[マツイアキラ]
1972年生まれ。1995年新潟大学教育学部卒業。2004年筑波大学大学院生命環境科学研究科修了、博士(農学)。2007年京福コンサルタント株式会社(本社、福井県小浜市)入社。専門は、水田生態工学、河川生態工学。水田生態系や河川生態系に配慮しながら、水田整備、河川整備およびダム建設するにはどうすればよいかを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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