内容説明
ゼンパーやヴィオレ・ル=デュク、ラスキンからギーディオンやペヴスナー、ワトキンらにいたる近代との格闘を越え、第一人者にしか描き得ない新しい建築史。
目次
体(コルプス)
個体
有機体
生・生命・生活
住宅
テクネー
学としての建築
再現
日本とフランスのはざま
西洋建築史というフィールド
ふたつの近代
カント的転回
プラトンからアリストテレスへ
ポリス(都市)
共感
カタルシス
著者等紹介
土居義岳[ドイヨシタケ]
1956年高知県生まれ。建築史。工学博士。東京大学建築学科卒。同大学院博士課程単位取得退学。東京大学建築学科助手、九州芸術工科大学助教授、九州大学大学院教授をへて、九州大学名誉教授。フランス政府給費留学生としてパリ=ラ=ヴィレット建築大学およびソルボンヌ大学に留学。フランス政府公認建築家。受賞として日本建築学会著作賞、日本建築学会賞(論文)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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