ろう教育と「ことば」の社会言語学―手話・英語・日本語リテラシー

個数:

ろう教育と「ことば」の社会言語学―手話・英語・日本語リテラシー

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月19日 00時36分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865000856
  • NDC分類 378.2
  • Cコード C0036

内容説明

マイノリティとしてのろう児が抱える不利益構造を新たな角度から抽出し、「ことば」=「日本語(国語)」という言語観と多言語社会への不寛容を批判する中から、誰もが「ことば」や「情報」から疎外または排除されない社会の形を展望しようとする、障害学的社会言語学の成果!

目次

第1部 序論(はじめに;ろう学校について)
第2部 現在のろう教育現場で起きている「ことば」の問題(ろう児と聴者教員の関係性と低学力;ろう児・者への英語リスニング試験)
第3部 ろう教育の変遷のなかで見られる「ことば」の問題(口話法と近代的言語観;言語権とバイリンガルろう教育)
第4部 ろう教育における「リテラシー(読み書き)」研究がもつ問題(リテラシー論の現状と射程;ろう児のリテラシー論の特徴と課題;ろう児の日本語リテラシー実践)
第5部 結論(本研究のまとめ)

著者等紹介

中島武史[ナカシマタケシ]
1983年大阪生まれ。CODA(Children of Deaf Adults)。関西学院大学文学部英文科(学士(文学))、関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科(修士(言語科学))、大阪大学大学院言語文化研究科にて学ぶ。大阪大学博士(言語文化学)。2007年より大阪市立ろう学校(現在の、大阪府立中央聴覚支援学校)中学部英語科の教員として勤務。現在は、関西学院大学手話言語研究センターの客員研究員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドシル

12
社会言語学の視点からろう教育をとりまく「ことば」(日本語)にスポットを当てている。 ろう教育の歴史や現在の課題、指導要領にある英語教育の問題など、多角的に書いてあり面白い。 特にろう教育の長年課題とも言える、日本語の問題について共感できる内容が書かれている。 日本語を母語としないろう児・者に母語話者と同じレベルの日本語力を求める現在の日本。 教育現場も社会も変わるべきなのかもしれない。 2019/02/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13117100
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。