ユーラシア・ブックレット
アレンスキー―忘れられた天才作曲家

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  • サイズ A5判/ページ数 64p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864590112
  • NDC分類 762.38
  • Cコード C0336

内容説明

19世紀半ばに始まるロシア音楽の流れを引き継ぎ、ラフマニノフらを世に出したアントン・アレンスキー。彼の音楽史上の役割と作品を再発見する。

目次

第1章 生涯(幼少期;ペテルブルグ音楽院での音楽修業 ほか)
第2章 ロシア音楽史におけるアレンスキーの位置(アレンスキー以前のロシア音楽史;ペテルブルグ楽派とモスクワ楽派をつなぐ ほか)
第3章 作品(作品の傾向;ピアノ小品 ほか)
第4章 忘却と復活(アレンスキーの忘却;アレンスキーの復活)

著者等紹介

高橋健一郎[タカハシケンイチロウ]
1972年札幌生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。博士(学術)。ロシア国立人文大学留学。専門はロシアの言語と音楽。現在、札幌大学外国語学部ロシア語学科教授、日本アレンスキー協会副会長。また、研究、教育活動と並行し、ピアノソロやアンサンブル、伴奏などの演奏活動も行う。これまでに北海道ショパン学生ピアノコンクール、PTNAピアノコンペティション、ルーマニア国際音楽コンクールなどで入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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げに

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知名度がほぼ皆無なアレンスキーの貴重な邦語文献(というか史上初では?笑)。少ない尺の中で、略歴・音楽史的位置づけ・作品解説・受容史まで扱っており、ロシア音楽に関心のある人は読んで損なし。 チャイコフスキーとラフマニノフをつなぐ世代として、アレンスキーとかタネーエフの世代にもっと注目が集まることを願う。2015/08/29

Fumihiko Kimura

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簡にして要を得たアレンスキーの小論。2012/11/23

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