内容説明
19世紀半ばに始まるロシア音楽の流れを引き継ぎ、ラフマニノフらを世に出したアントン・アレンスキー。彼の音楽史上の役割と作品を再発見する。
目次
第1章 生涯(幼少期;ペテルブルグ音楽院での音楽修業 ほか)
第2章 ロシア音楽史におけるアレンスキーの位置(アレンスキー以前のロシア音楽史;ペテルブルグ楽派とモスクワ楽派をつなぐ ほか)
第3章 作品(作品の傾向;ピアノ小品 ほか)
第4章 忘却と復活(アレンスキーの忘却;アレンスキーの復活)
著者等紹介
高橋健一郎[タカハシケンイチロウ]
1972年札幌生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。博士(学術)。ロシア国立人文大学留学。専門はロシアの言語と音楽。現在、札幌大学外国語学部ロシア語学科教授、日本アレンスキー協会副会長。また、研究、教育活動と並行し、ピアノソロやアンサンブル、伴奏などの演奏活動も行う。これまでに北海道ショパン学生ピアノコンクール、PTNAピアノコンペティション、ルーマニア国際音楽コンクールなどで入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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