ぼくにはこれしかなかった。

個数:

ぼくにはこれしかなかった。

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月23日 20時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863241510
  • NDC分類 024.122
  • Cコード C0095

内容説明

ぼくは40歳を過ぎてからこの小さな街に小さな本屋を作った。誰に笑われてもかまわなかった。それはぼくの人生で、生きることのすべてだったのだから。これはぼくの、ぼくだけにしか体験し得なかった物語だ。そしてその物語はいまもなお続いている。就職するだけが人生ではない。盛岡BOOK NERD店主、現在進行形の物語。書き下ろし「ぼくの50冊」も所収。

目次

人間らしく生きるということは
ただなんとなく生きてきた
習作のような日々
チーズとたましい
ぼくの読書遍歴
小さな街で本屋をはじめた
ニューヨーク・ニューヨーク
ぼくにはこれしかなかった
いびつで、不ぞろいで、間に合わせのような店
生きのびる方法をさがして
いつに間仁香本を作っていた
ラプソディー・イン・ブルー
テンダーロインと実店舗
ベイエリア、夏、2019
自由に生きるってどんな気分だろう
子どもと疫病
そしてまた夏は過ぎてゆく。ぼくの50冊

著者等紹介

早坂大輔[ハヤサカダイスケ]
1975年生まれ。サラリーマンを経て、2017年に新刊・古書店「BOOKNERD」を開業。書店経営の傍ら、出版も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tenori

47
盛岡に住み始め2年弱になる。ほど良い規模感、暮らしのそばに豊かな自然が感じられる、そして文化的な香りのする街で気にいっている。そんな盛岡に著者が営む本のセレクトショップ『BOOKNERD』はある。古い街並みからちょっと入った路地にある心地よい空間。著者がアメリカで買い付たビジュアルブックや写真集、絵本や国内外の文学が並ぶ。著者が小さな書店を開くまでの出来事をもとに、生き方や仕事に対する考え方を記した本。本好きな方なら何かしら惹かれるものがあるはず。巻末の著者を形づくった50冊のブックリストも興味深い。2021/06/10

@nk

36
どっしりとした、まるで低空飛行を思わす筆致で描かれるのは、盛岡市の書店「BOOK NERD」に纏わる話であり、著者はその店主。自分が本当にやりたいこと、それが世界に還元される仕組み、それを仕事にできるだけの色んな意味での蓄積、これらが見出されて組み合わさるパズルを観たような感覚だった。著者は私と世代が近く、恐らく息子は同い年と思われ、勝手に親近感を持ちつつ読了。著者が店主になり得たのは、本に対する圧倒的な情熱があったからこそ。/将来の生き方を考える上で、今の私にとれば組織への向き合い方など、⇒2021/04/18

ばんだねいっぺい

22
地元民として気になっていた店主のはなし。開店から知っていたが、そんなことがあったのかといろいろと驚くことばっかり。2023/10/14

みーなんきー

20
装丁そのものの中身で、素朴で裏のないある男性が、どう思って仕事をしてきたか、その結果どうなったか、その頃支えてくれた妻に対して、どんなふうに心変わりしたか、離婚して、後悔して、毎日酒飲みの生活に陥ってしまった自分を、どんな風に蔑んで見てきたか そんな見知らぬ人の感情に、一緒になって一喜一憂して、久しぶりに気の合う人に出会えた気持ちがした2021/07/18

17
【未来とは、いまここにあることをつづける、ということだ】「これしかない」と言い切ることは怖い。視野狭窄に思われそうで、勇気が要る。まだ読んでないけど、ドン・キホーテみたいだ。でも自分を満たし、精神性を残すチャンスがあるのなら、掴みたい。"わたしを空腹にしない"人生の"ほうがいい"と、確かに本が教えてくれるから▼雑誌が消えた時に戦争は始まる…胸に刻んでおきたい言葉だ。逆に「ニセモノの雑誌を使い、戦争の始まりを隠す」人が、現れるかもしれないが。2021/06/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17481845
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。