内容説明
「散走」―それは上質な生活を知る大人にこそおすすめしたい、自転車の新しい楽しみ方です。手軽でシンプルで楽しい自転車ライフが散走から始まります。「そうか、自転車ってこれでいいんだ」と目から鱗が落ちる体験を、ぜひあなたにも。
目次
散走って、何ですか?(自転車「で」楽しむ遊びです;急がない、ことがポイントです;濃密な時間を楽しむということ;目的があるともっと楽しくなる;行きたい場所を「つなぐ」だけ;散走は大人であるほど楽しくなる;仲間がいるともっと楽しい)
自転車のことをもう一度、考えてみる(そういえば自転車って何なのでしょう?;実は「遊び」の道具です;散走は自転車の新しいカテゴリー;遊びだからできることがある;「日常」を携えて「非日常」へ;散走に適した自転車は?)
OVE散走のことなど(「OVE散走」をご紹介します;散走を楽しむポイントです;「OVE」はこんなスペースです)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺんぐぃん
1
美しい写真満載の自転車本。私は自転車の散歩は「ちゃりんぽ」と呼んでいる。年間4000キロほど漕ぐので(コロナ禍の今は距離は激減)知っている話ばかり。取り上げてある場所も鎌倉・湘南がほとんど。おしゃれなんだけれど、ちょっと中身が薄い(し、ページ数も少ない)パラパラ眺めるだけで十分。2021/07/24
チョビ
1
正直自転車って「移動を楽しむ」ためのものである、と思っていたが、ある日管理がキツくて捨ててしまい、今はもっぱら歩きである。ルールさえ守ってくれればいいのだが、東京の場合、自転車は既に凶器である。その辺をしかりとしてくれれば集団でチャリもいいものだろう。その辺の問題定義がないのは、ズルイ。2014/09/24
akiu
0
自転車で「散歩」するように「散走」しましょう、という雰囲気本。ゆるい感じなのは伝わってきましたが、自分が楽しめるかどうかは別の話である。いまや、音楽も聴けないですし…。散歩みたく、よそ見して走ったらあぶないよ。あとどうでもいいけど、「敗走」に見えてしまう…。2015/11/04
ハメ・ドゥースト
0
★☆☆時速15kmの魔法を楽しみたい。2014/04/21
ロウ
0
自転車乗りの自分はごく自然に意識していることがたくさん書いてあって、真新しさはそんなになかったのに読んでて自転車で早くどこか出掛けたくなった。 私はサイクリングよりポタリングのほうが好きで、散走とポタリングは同意語だと思っていたらちょっと違ってて、散走は自転車に乗っている瞬間を楽しむというよりも自転車を使ってあちこち巡り、色々なことに親しむことを楽しむのだそうだ。それこそぶらり途中下車みたいで自分にぴったりだ。自転車の速度で世界を眺めたらもっと日常は小さな発見があって本当に楽しいよ。 2014/03/04