被害者だって笑うんです!―少年に息子を殺された母親の11年

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863060456
  • NDC分類 327.8
  • Cコード C0095

内容説明

武るり子さんの長男、孝和君は、16歳の時他校の高校1年生によって殺害された…。事件後11年、人に傷つけられ、人に助けられ歩んできた、その人生を一冊に纏め上げた。

目次

第1章 笑ってほしい(出会い;笑ってもええのん?)
第2章 ある日、突然に…(いつもと変わらぬ朝;消え行く命;嘘;“二つの真実” ほか)
第3章 少年法に翻弄されながら(保護主義;更生という名の隠れ蓑;寂しい少年たち;犯罪者は身近にいる ほか)

著者等紹介

半田亜季子[ハンダアキコ]
災害心理士・被害少年サポーター。東京都出身。跡見学園女子大学英文科卒業。テレビ・ラジオのリポーターを経て、1991年、モスクワでクーデターを体験リポート。産経新聞社会面「政変の街から」(32回連載)で、特別社会部長賞受賞。警視庁はじめ警察各署で講演。1999年から警視庁の「被害少年サポーター」として活動。また日本防災士会広報委員長、災害心理士として、極限状態に陥った時の身の守り方を分かりやすく解説している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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すず

0
著者の立場は明らかに被害者寄りで、ルポというよりは遺族の手記のようにも思えるが、その理由も本書を読めば納得できる。「加害者の権利に対して、あまりにも被害者の権利は薄すぎないか」という疑問はもちろんのこと、被害者が「世間がもつ『被害者のイメージ』の押し付け」によって苦しめられていることに、衝撃を受けた。2009/09/02

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