出版社内容情報
「今日、子どもたちの多くは、高度な科学的文明社会の中で、受験戦争と多くの情報や先端技術に追われて孤立化し、家の中に暮らす〝引きこもり現象〟を起こしている。」
このような現象を引き起こしたのは金権や利権ばかりを追い続けてきた政治に他ならない。こうした現状を叩き直す為にも、次世代を担う青少年への教育の重要性を理解し、その育成に力を入れていかなければならない。今の日本に必要なのは、子どもたちを外へと向かわせ、心身ともに健康に育て上げることだ。
内容説明
金権や利権政治を続けていると、人材不足で社会の内部衰退を起こす。人づくりを優先することに勝る政策はない。
目次
1 人づくり意識革命(新しい社会人準備教育;公教育と生活体験;これからの教育改革)
2 子どもたちを救え(少年教育の革命;少年教育は予防対応)
3 科学的文明社会への対応(科学的文明時代;孤独な文明人)
著者等紹介
森田勇造[モリタユウゾウ]
昭和15年高知県宿毛市生まれ。昭和39年3月東京農業大学卒。昭和39年以来、世界(142カ国)の諸民族の生活文化を踏査し続ける。同時に野外文化教育の研究と啓発、実践に努め、青少年の健全育成活動も続ける。元国立信州高遠少年自然の家所長。元国立大学法人東京学芸大学客員教授、元公益社団法人青少年交友協会理事長。現在、野外文化研究所所長、野外文化教育学会顧問、博士(学術)、民族研究家、旅行作家、民族写真家。平成24年旭日双光章叙勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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