周恩来と日本―日本留学の平和遺産

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周恩来と日本―日本留学の平和遺産

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862514639
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C3036

出版社内容情報

周恩来(1898?1976)は1917年秋~1919年春、日本に留学した。治水家の家系に生まれた彼は、古代中国の治水神「禹」の精神が日本に継承されていることに気づき、深い感銘を受けた。帰国後、中国革命に身を投じた周恩来は再び日本を訪れることはなかったが、終生日本を愛し、晩年も日本の桜に思いを馳せていたという。若き周恩来の日本での足取りを詳細にたどり、日中国交回復の原動力となったその日本観形成を解き明かす労作。

内容説明

周恩来(1898‐1976)は1917年秋~1919年春、日本に留学した際、琵琶湖疏水の見学などから、古代中国の治水神「禹」の精神が日本に継承されていることに深い感銘を受けた。帰国した周恩来は中国革命に邁進するが、終生日本を愛し、晩年も日本の桜に思いを馳せていたという。周恩来の日本での足取りを詳細にたどり、日中国交回復の原動力となったその日本観形成を解き明かす労作。

目次

第1部 百年前の中国人日本留学の背景(同時代の「異なる」希求;日本で育んだ「一大」(中国共産党第一回代表大会)の代表
中国近代化を導いた先駆者たち―中国留学生を中心に
日中の運命共同体―桜美林大学創立者、清水安三と李大たちの血涙)
第2部 古都・嵐山に息づく漢風・周恩来が見つけた日本(周恩来の留学生活;周恩来の嵐山探訪;嵐山に禹魂)
第3部 日中の結び目(宮沢賢治と西遊記と治水神・禹と周恩来;日中比較文化研究の四〇年の模索;日中の結び目)

著者等紹介

王敏[ワンミン]
中国・河北省承徳市生まれ。大連外国語大学日本語学部卒業、四川外国語大学大学院修了。宮沢賢治研究、日中比較文化研究。人文科学博士(お茶の水女子大学)。「文化外交を推進する総理懇談会」や「国際文化交流推進会議有識者会合」など委員も経験。日本ペンクラブ国際委員、朝日新聞アジアフェロー世話人、早稲田大学や関西大学などの客員教授などを歴任。法政大学名誉教授、桜美林大学特任教授、拓殖大学客員教授、周恩来平和研究所所長。宮沢賢治を中国に初めて紹介したことで知られている。90年に中国優秀翻訳賞、92年に山崎賞、97年に岩手日報文学賞賢治賞を受賞。2009年に文化庁長官表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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