未完の日本海軍(ジャパン・ネイビー)―戦後の吉田路線と海上保安庁

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未完の日本海軍(ジャパン・ネイビー)―戦後の吉田路線と海上保安庁

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862514486
  • NDC分類 557.8
  • Cコード C0031

出版社内容情報

 本書では、戦前から戦中に海上保安を担った海軍の役割、戦後の米ソ対立の深刻化に伴うアメリカの対日姿勢の変化などに加え、これまでほとんど研究されていない終戦直後からの旧海軍軍人による海軍再建構想の一環としてのシーパワー統合構想を中心に考察し、戦後日本の海上権力について考えてゆく。

内容説明

戦前の海上保安は日本海軍が主に担った。海軍消滅後の昭和23年、海上保安庁は軍隊的機能を海上保安庁法第25条で否定されて発足した。しかし、昭和25年の朝鮮戦争では海上保安庁特別掃海隊が極秘裏に出動した。旧海軍軍人は海上保安庁を解体して海上公安局を設置し、予備海軍化を目指したが、複雑な政治情勢と吉田路線の下で失敗に終わった。

目次

第1章 戦前から戦中の海軍による海上保安
第2章 海軍に代わる海上保安機関の構想
第3章 海上保安庁の創設
第4章 朝鮮戦争時の海上保安庁の機雷掃海
第5章 海軍再建構想とY委員会
第6章 海上保安庁の解体と保安庁海上公安局の設置
第7章 海上自衛隊と海上保安庁

著者等紹介

亀田晃尚[カメダアキヒサ]
博士(公共政策学)。1971年福岡県生まれ。1993年、海上保安大学校卒業。尖閣諸島の領海警備などの様々な海上保安業務に従事。勤務の傍ら、法政大学経済学部経済学科(通信教育課程)卒業、放送大学大学院社会経営科学プログラム修了、法政大学大学院公共政策研究科修了。2020年、法政大学で博士号(公共政策学)を取得。日本政治法律学会、日本国際政治学会、日本政治学会、日本法政学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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