内容説明
「国家公共」とは、人が生まれてから通過する各ステージである「家族」「地域」「組織」「仲間」という「公共生活圏」のことを言います。その各ステージの「間」で巧みにバランスをとりながら生きてきたのが、女性であるということです。これから到来する社会では(AI社会ではなおさら)そのようないわば“「間」的生き方”がむしろ主流となる。元大妻女子大学理事長・学長が女性への期待を込めた応援メッセージ。
目次
第1章 「公共生活圏」を生きる(「家族生活圏」;「地域生活圏」 ほか)
第2章 「国家公共」という生き方(「国家公共」とは;「自己反照的・相互反照的対話」 ほか)
第3章 「公共的英知」の創発(「人心」の収攬;「場」の整序 ほか)
第4章 「公共」と「霊性的世界」(「霊性的自覚」に覚醒する契機;「霊性的世界」の披け ほか)
第5章 大妻良馬の「霊界建設」(大妻良馬という男;大妻良馬の思想 ほか)
著者等紹介
花村邦昭[ハナムラクニアキ]
1933年、福岡県生まれ。学校法人大妻学院顧問。東京大学経済学部卒業。(株)住友銀行(現三井住友銀行)専務取締役を経て、1991年、(株)日本総合研究所社長に就任。会長を経て現在同社特別顧問。2007年、学校法人大妻学院常任理事を経て、2008年、理事長に就任、2016年、学長を兼任、2017年より現職。著書に『知の経営革命』(東洋経済新報社2000年、日本ナレッジマネジメント学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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