東洋医学序説 温故定礎

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東洋医学序説 温故定礎

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  • サイズ B5判/ページ数 554p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784862512000
  • NDC分類 490.9
  • Cコード C3047

出版社内容情報

本書は,東洋医学の本質を伝統医学の古典中の古典である『黄帝内経』を通して理解し、より学ぶことに比重をおいた内容となっている.本書は,東洋医学の本質を伝統医学の古典中の古典である『黄帝内経』を通して理解するために叙述されました.

 本書では,漢方医学と中医学の融合を試みています.漢方医学は中国の伝統医学を起源としていますが,日本独自に発展した伝統医学といえます.その爆発的な独自性は,江戸時代中期に生まれたとされています.中医学の特徴でもある理論重視による治療が功を奏しなかったことが一つの理由とされており,複雑な理論を排除し,診察者の直感で患者の具体的な症状・症候を取捨選択して,治療法を決定するものです.方証相対,随証治療などと呼ばれています.一方,中医学では理論が確立しており,診断治療体系を弁証論治と表現しています.しかし,その体系化は複雑で統一的視点が欠如しています.このように,両医学には一長一短があり,その長所を活かし,短所を排除することで,よりよい伝統医学が確立していくのではないかと愚案しています.

 本書は、東洋医学全般を理解することを前提としながらも,『黄帝内経』を学ぶことに比重を高くした内容となっています.

1.歴史

1.1 中国における歴史─2

1.2 日本における歴史─5

2.基礎理論

2.1 基本的特質─10

2.2 陰陽論─11

2.3 五行論─18

3.解剖生理学

3.1 気血津液精─30

3.2 藏府─39

3.3 経絡─48

3.4 ?穴─96

4.病理学

4.1 八綱分類─118

4.2 気血津液精の異常─120

4.3 藏府の異常─125

4.4 経絡?穴の異常─135

4.5 急性外感病─143

5.病因病機学

5.1 病因学─150

5.2 病機学─158

6.診断学

6.1 四診─162

6.2 総合診断学─203

7.症候病態学

7.1 症候学─206

7.2 病態学─251

8.治療養生学

8.1 治療学総論─302

8.2 刺法─308

8.3 灸法─329

8.4 抜火罐法─333

8.5 鍼灸治療学─334

8.6 生薬方剤学─395

8.7 薬物治療学─404

8.8 総合治療学─409

8.9 養生学─417

9.診療科特性

9.1 婦人科学─422

9.2 小児科学─424

9.3 老年科学─428

10.応用医学関連

10.1 天文気象─432

10.2 運気論─439

10.3 易学─510

参考文献─526

索引―538

西村 甲[ニシムラ コウ]
昭和62年 東京医科大学 卒業
昭和62年 慶應義塾大学医学部小児科研修医
浜松赤十字病院小児科部長、慶應義塾大学医学部小児科専任講師などを経て
平成17年 慶應義塾大学医学部漢方医学講座講師
平成22年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部教授
平成28年 鈴鹿医療科学大学東洋医学研究所所長

専門医
小児科専門医 小児神経専門医 漢方専門医

指導医
漢方指導医

内容説明

本書は、東洋医学の本質を伝統医学の古典中の古典である『黄帝内経』を通して理解するために叙述された。原典は漢文で記述されており、現代人には親しみ難い存在である。しかし、本書を通して、古典に触れる機会が高まることを切望する。

目次

1 歴史
2 基礎理論
3 解剖生理学
4 病理学
5 病因病機学
6 診断学
7 症候病態学
8 治療養生学
9 診療科特性
10 応用医学関連

著者等紹介

西村甲[ニシムラコウ]
昭和62年東京医科大学卒業。慶應義塾大学医学部小児科研修医。浜松赤十字病院小児科部長、慶應義塾大学医学部小児科専任講師などを経て、平成17年慶應義塾大学医学部漢方医学講座講師。平成22年鈴鹿医療科学大学鍼灸学部教授。平成28年鈴鹿医療科学大学東洋医学研究所所長。専門医、小児科専門医、小児神経専門医、漢方専門医。指導医、漢方指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。