内容説明
本書は、利益という定量的で明確な尺度が基本的に存在しない特質をもつ公共経営について、行政が、従来型の行政管理ではなく、市民社会ガバナンスの考え方を軸とする公共経営(Public Management)へと進化していることについてその基本概念を理解することを目的としている。
目次
イントロダクション―今なぜ公共経営と公会計改革が重要か
第1部 公共経営と公会計の基本的考え方(公共経営の基本的考え方;公共経営の変容と公会計改革;公会計改革の基本的考え方;公共経営改革と公会計改革の世界的潮流)
第2部 日本における公共経営と公会計改革(日本における行財政改革の基本問題;日本における公共経営と公会計改革の歩み;公会計と予算制度改革)
第3部 公共経営と公会計改革の実践例(日本における公共経営と公会計改革の実践例(静岡県―「変える」ための改革)
日本における公共経営と公会計改革の実践例(北上市)
日本における公共経営と公会計改革の実践例(宇城市)
海外における公共経営と公会計改革の実践例(米国・ポートランド市)
海外における公共経営と公会計改革の実践例(カナダ・オンタリオ州)
海外における公共経営と公会計改革の実践例(韓国))
著者等紹介
小林麻理[コバヤシマリ]
早稲田大学大学院教授。パブリックサービス研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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