内容説明
本書は、国際シンポジウム「日本学とは何か―ヨーロッパから見た日本研究、日本から見た日本研究」の研究成果を取り纏めたものである。
目次
1 日本研究、「内」と「外」からのまなざし(知識の生産、内発的vs外発的;境界を越えて―文化人類学的日本研究の場合;人類学者たちとその地域―ヨーロッパ/日本的アプローチに関する諸考察 ほか)
2 日本文化、「内」と「外」からのまなざし(ヨーロッパと日本に於ける空間と時間の知覚―文化相対主義の弁護;日本思想史のあり方を考える―丸山眞男論を通じて;ヨーロッパの博物館・美術館保管の日本コレクションと日本研究の展開 ほか)
3 日本文化をひらく(国民国家をめぐる民族学と民俗学―柳田国男からの展開;言葉から見える江戸時代の多様な人々;一揆・祭礼の集合心性と秩序―百姓一揆絵巻『ゆめのうきはし』を素材にして ほか)
著者等紹介
星野勉[ホシノツトム]
法政大学国際日本学研究所所長・同文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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