デザイン豚よ木に登れ

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 15X22cm
  • 商品コード 9784862484277
  • NDC分類 757
  • Cコード C0072

内容説明

かっこいいデザインって、なんでかっこわるいんだろう。かっこわるいデザインって、なんでかっこいいんだろう。ピンク映画ポスター、デコトラから老人スクラッパーまで、味気ないデザインに強烈なパンチを繰り出す都築響一ワールドの集大成!『アイデア』と『ART iT』の伝説的連載、待望の単行本化。

目次

お色気手帖
描き文字のエクスタシー
世界残酷デザイン物語
『アムール』を読んでいるあの女はこんなSEXをしている
“お通し”という名の前戯
30センチ角のイコン
南の国の地獄巡り
1963年のバンコク・ジャパニーズ―メイド・イン・タイランドの日本映画ポスター
人工色の真実
ナッシュヴィルの活版印刷屋
エアブラシの偉人たち
日本のグラフィティの元祖―水森亜土
発明とヌードの人生―ラヴァランプ四〇周年のよせて
機能する彫刻
ミクロファンタスティック―電子顕微鏡の世界ジャパニーズ・ポップはアフリカの仮面なのか
携帯電話の改造道
葉が茂り、実がなる家具―時間をデザインするライフファニチャー
タートルネックの男
3.8ポイントの叙事詩
点取占い
ヘタヘタ手描きジャケットの孤高の世界
横好きの幸福
切り抜かれた極楽―94歳の現役スクラッパーを訪ねて
ロードサイト・デザイン―あとがき

著者等紹介

都築響一[ツズキキョウイチ]
1956年、東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て、全一〇二巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆活動、書籍編集を続けている。主な著書に『ROADSIDE JAPAN』(アスペクト、第二三回木村伊兵衛賞受賞、増補改訂文庫版・筑摩書房)など。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kobaken

3
いわゆるオシャレなデザインとは一線を画すものばかりだが、あふれんばかりのパワー、情熱に圧倒される。いずれも興味深いものばかりで、楽しめました。個人的には「人口着色」(まさに職人技!)と「点取占い」(懐かしい!)全点掲載がツボ。欲をいえば、倍の判型で見たかったナ(もっと迫力がほしいってのもあるし、小さい字がキツくて…泣)。 にしても、「コンピューターさえあれば、どこのだれでも、そこそこのデザインができる、そういう、かつて経験したことのない時代」ってのは確かになぁ…身につまされるコト多し。2011/07/17

misonikomi

1
「現代美術場外乱闘」は図書館に収蔵されているのにこちらはなぜかなかったので購入。エロ系が多いから図書館にないのだろうか、とか思いました。2010/07/17

A2

1
「面白い」と感じさせるものにはいつの時代も誰かの本気、熱意があって、それはいつか風化してしまうかも知れないけれど、熱意は形を変えて再び姿を現すだろう。アートの懐の深さと、あなたも誰かの情熱にきっと感化されるはずの1冊。2010/04/15

trash

0
ピンク映画のやっつけでつくったようなポスター、ムーに載っているような怪しげなオカルトグッズ広告、デコトラ、デコケータイ、着色職人etc....普段きっと”デザイン”として見ないようなものを敢えて”デザイン”として見て可能なら製作者にインタビューまでしていく本。ちょっと穿った見方をしすぎなのではと思う所もあるものの、単にかっこいいデザインを求めていくだけじゃこういうデザインたちには辿り着かないんだろうなぁとは思ったり。2014/06/30

茉也野

0
強烈なデザインがいっぱいあっておもしろかった!2013/08/16

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