内容説明
かっこいいデザインって、なんでかっこわるいんだろう。かっこわるいデザインって、なんでかっこいいんだろう。ピンク映画ポスター、デコトラから老人スクラッパーまで、味気ないデザインに強烈なパンチを繰り出す都築響一ワールドの集大成!『アイデア』と『ART iT』の伝説的連載、待望の単行本化。
目次
お色気手帖
描き文字のエクスタシー
世界残酷デザイン物語
『アムール』を読んでいるあの女はこんなSEXをしている
“お通し”という名の前戯
30センチ角のイコン
南の国の地獄巡り
1963年のバンコク・ジャパニーズ―メイド・イン・タイランドの日本映画ポスター
人工色の真実
ナッシュヴィルの活版印刷屋
エアブラシの偉人たち
日本のグラフィティの元祖―水森亜土
発明とヌードの人生―ラヴァランプ四〇周年のよせて
機能する彫刻
ミクロファンタスティック―電子顕微鏡の世界ジャパニーズ・ポップはアフリカの仮面なのか
携帯電話の改造道
葉が茂り、実がなる家具―時間をデザインするライフファニチャー
タートルネックの男
3.8ポイントの叙事詩
点取占い
ヘタヘタ手描きジャケットの孤高の世界
横好きの幸福
切り抜かれた極楽―94歳の現役スクラッパーを訪ねて
ロードサイト・デザイン―あとがき
著者等紹介
都築響一[ツズキキョウイチ]
1956年、東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て、全一〇二巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆活動、書籍編集を続けている。主な著書に『ROADSIDE JAPAN』(アスペクト、第二三回木村伊兵衛賞受賞、増補改訂文庫版・筑摩書房)など。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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