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出版社内容情報
軍事政権下ミャンマーの辺境の地で、難民と女性の自立支援や青年の職業訓練に心血を注ぎ、アジアへの民衆協力に生涯を捧げた男の遺稿集。
内容説明
難民や少数民族女性の自立支援青年の職業訓練、井戸や橋の建設…アジアへの国際協力に生涯を捧げたブリッジエーシアジャパン(BAJ)リーダーの遺稿集。
目次
第1章 桟橋の引き渡し式典
第2章 国外からの批判か国内での活動か
第3章 迫られる決断
第4章 平和のための活動の開始
第5章 着実な歩み
第6章 新たな展開
第7章 NGOとODA
第8章 NGOが未来を開く
未完のエピローグ
著者等紹介
新石正弘[アライシマサヒロ]
1945年10月島根県松江市に生まれる。1968年3月東京大学工学部機械工学科卒業。1971年4月東京大学工学系大学院修了。日本IBM社、アジア学生文化協会を経て、元ベトナム留学生らが起こした貿易会社で貿易業務に従事。1991年11月ベトナムとの貿易と編集・企画を行うアルスコーポレーションを設立。1993年11月NGOインドシナ市民協力センターを設立。1994年11月ブリッジエーシアジャパン(BAJ)に改称。ベトナム、ミャンマー、スリランカで国際協力活動を行う。2006年10月悪性リンパ腫を発症し、治療を開始。2009年1月29日永眠(享年63歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
牛タン
1
設立者による国際協力NGO「BAJ」の活動紹介と日本のODAへの提言。示唆に富んだ本。いかにUNHCRとの協力・軍政下のミャンマーという条件の下実績を積んだか。国際NGOがいるだけでも意味があるというUNCHR職員の言葉、日本人としての責任、自動車整備訓練を通して将来を考えるきかっけにしてほしい、住民参加での橋建設、井戸掘り(収入増加、教育・衛星の改善、開発の促進)、民間からの寄付。JICAと開発コンサルの癒着、開発コンサルとの比較の中でのNGOの存在意義(不祥事への対応、厳しい競争、活動の独自性)。2018/03/04
OMO
0
面白さ:○ 興味:◎ 読みやすさ:○ 新鮮さ:△ 文学的云々:×2019/09/25