秀吉の御所参内・聚楽第行幸図屏風

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  • サイズ A4判/ページ数 79p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784861522697
  • NDC分類 721.3
  • Cコード C0071

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
野博幸著 豊臣秀吉が贅を尽くした「聚楽第」。
近年、新潟県上越市で発見された歴史的な第一級品で、
後陽成天皇の行幸の様子や秀吉御所参内、
当時の京の町が史実に沿って細密に描かれている「聚楽第」は
竣工後、僅か8年間で取り壊され多くの謎を残す。
秀吉を語る上でも欠かせない貴重資料、本屏風の全貌を初公開!

内容説明

2009年秋、新潟県上越市で初公開された“御所参内・聚楽第行幸図屏風”。本書では、1588年の後陽成天皇の聚楽第行幸のみならず、秀吉の御所参内が並置して描かれたきわめて珍しい屏風を、その発見に関わった著者が文献資料と照らし合わせながら、詳細に紹介する。

目次

第1章 御所参内・聚楽第行幸図屏風とは―その意味と重要性
第2章 何が描かれているのか―屏風細見(建物;行列;見物人;行きかう人びとの風俗;働く人びと;子どもたち)
第3章 時代によって聚楽第はどう描かれたか―その他の聚楽第屏風との比較検討(『聚楽第行幸図屏風』(堺市博物館蔵)
『聚楽第図屏風』(三井記念美術館蔵)
『洛中洛外図屏風』のなかの聚楽第
廃墟としての聚楽第)
第4章 屏風に描かれた人物は誰なのか―いつ、誰が描かせたのか
第5章 誰が描いたのか―絵師の謎

著者等紹介

狩野博幸[カノヒロユキ]
1947年、福岡県生まれ。九州大学大学院博士課程中退(日本近世美術史専攻)。京都国立博物館勤務(美術室長・京都文化資料センター長)を経て、同志社大学文化情報学部教授。専門は桃山絵画と浮世絵を含む江戸絵画。狩野派・長谷川派・琳派・十八世紀京都画派の作品と伝記を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしうし

4
2014年1月に読了。2023年5月に再読。新潟県上越市立総合博物館所蔵の当該屏風が、天正16年(1588)4月14日に挙行された後陽成天皇の聚楽第御幸を描いた屏風で、この屏風に描かれた城郭は「聚楽第」であると論証する。絵画の内容は、『聚楽第行幸記』の記述を詳細に裏付け、作品は長谷川派の絵師によるものと推定。2014/01/19

Eri Ito

0
一双の屏風から描かれている内容を分析するのがとても興味深く楽しめる。図書館で借りたけど買おうかな・・・。2012/03/01

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