内容説明
産褥期の過ごし方が、後の育児に大きな影響を与えるという。「産後ケア施設」の必要性を早くから説き自ら施設を立ち上げた産婦人科医の著者が、幸せ育児の出発点となる産後ケアの大切さとその実際を解説!
目次
第1章 出産は“産めば終わり”ではない(出産してもすぐ元の体には戻れません!;産後ケアの第一歩「出産から退院まで」)
第2章 産褥期の体の変化と『産後ケア』(産褥期の過ごし方が、その後の母親の人生に大きな影響を与えます)
第3章 出産前に知っておきたい産後トラブル(産後の母親たちの体はトラブルが多発します!)
第4章 産後の母親と赤ちゃんを支える『産後ケア』(自宅での産褥期の過ごし方)
第5章 日本型の新しい産後ケアセンターを目指して―さくら産後院誕生までの歩み(産後ケアの実状;日本における産後ケア施設とは;日本型の新しい産後ケア施設を目指して―さくら産後院の誕生)
鼎談―いま産後ケア施設に求められること
著者等紹介
大草尚[オオクサタカシ]
1953年栃木県さくら市喜連川に生まれる。1978年3月北里大学医学部卒業、同年4月自治医科大学産婦人科入局。1990年3月自治医科大学産婦人科退職。1991年1月医療法人帯経会大草レディスクリニック開院。2011年4月さくら産院に改称、理事長に就任。2014年7月さくら産後院を開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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