英語のルーツ

英語のルーツ

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861102837
  • NDC分類 830.2
  • Cコード C0082

内容説明

英語の歴史的な発展をたどり、他の言語と比較することで、英語の「なぜ」がよく分かる。

目次

序章 英語発達史概観
第1章 インド・ヨーロッパ祖語民族の言語・文化・神話
第2章 英語の語源と印欧語比較言語学
第3章 印欧諸語の中の英語
第4章 古英語から現代英語まで
第5章 文字と綴りのルーツ

著者等紹介

唐澤一友[カラサワカズトモ]
1973年、東京生まれ。1997年、上智大学卒業。2001年、オクスフォード大学(Campion Hall)留学。同年、日本中世英語英文学会松浪奨励賞佳作。2002年、上智大学大学院満期退学。同年、横浜市立大学専任講師。2007年、日本英文学会第三〇回新人賞受賞。2008年、博士(文学)(上智大学)。2009年、駒澤大学准教授。2010年、福原英米文学研究助成基金第一八回福原賞(研究助成)受賞。2011年より駒澤大学文学部英米文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mit

6
英語のルーツを遡り、印欧祖語、ゲルマン祖語、古英語、中英語、近代英語の歴史や文法の特徴を解説し、それが現代英語にどんな痕跡を残しているかを中心に説明されている。英文法において「どうして?」という疑問を英語史から説明してくれる本はいくつかあるが、本書はややアカデミックで読者の知的好奇心をくすぐりつつ、専門的になりすぎず、読みやすい本となっている。面白いと思ったのは、副詞的に用いる名詞や名詞句が、副詞的属格(always)、副詞的対格(go home)、副詞的与格(next door)などに由来することなど。2015/08/07

厩火事

3
比較言語学っぽい内容で、これまで読んできた著者の本とはちょっと毛色が違った。やっぱり言語って奥が深いな2017/12/05

御光堂

0
英語の歴史だけでなく広く印欧語比較文法(比較言語学)の概要が掴める良書。印欧語が数千年の歴史の中でどのように移り変わってきたかよく分かる。

月見

0
俺しか借りてねえ。と言うほどでもない。

トマト

0
言語学や英語史の入門として良書でした。インド・ヨーロッパ語族まで遡り、文法や綴りがどのように変化していったのか丁寧に追っています。ラテン語、ゲルマン語、現代ドイツ語、フランス語などの比較も行っています。ドイツ語をかじったことがあったので、それぞれの言語の特徴と難しさが分かって面白かったです。社会・文化的な面から英語の特徴を知りたいと思っていた身としては、言語学の方面に特化していたため難しかったです。2018/02/25

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