内容説明
「十和田市現代美術館」では通りと敷地と建物が連続した建ち方をし、「HOUSE A」では各々の部屋がずれながらつながり庭と融合し、「豊島美術館」では水滴のような建築形状が起伏する地形と調和する。『建築について話してみよう』に続く第二弾。進境著しい成果が凝集。
目次
新しい自然
十和田市現代美術館の設計思想
庭のような家
一体化する中と外
家具と建築についてのレクチャー
住宅にとってのディテールとは?
オランダからニューヨーク、東京へ―海外のプロジェクトから10年(妹島和世;西沢立衛)
地域差を超えて―2010年プリツカー賞受賞インタビュー(妹島和世;西沢立衛)
アート・建築・自然―三者の調和と連続
英語の話
ル・コルビュジエ
新たな生のほうへ
イマジネーションの大きさについて
ベネチアの話
ブラジルの思い出
スタディについて
ディティールについて
環境や現代の自然について
関係性について
震災のこと
著者等紹介
西沢立衛[ニシザワリュウエ]
1966年東京生まれ。88年横浜国立大学工学部建築学科卒業。90年同大学院修士課程修了。同年妹島和世建築設計事務所入所。95年妹島和世とSANAA設立。97年西沢立衛建築設計事務所設立。2001年横浜国立大学大学院助教授。10年Y‐GSA(横浜国立大学大学院/建築都市スクール)教授。主な受賞:1998年日本建築学会賞作品賞(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーマルチメディア工房)。99年吉岡賞、2000年東京建築士会住宅建築賞金賞(ウィークエンドハウス)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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