古書古書話

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  • サイズ B6判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860114275
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

古本文学たっぷり。


獲れ獲れピチピチの
新鮮な古本ネタで勝負だ

一冊の本は無限の本につながっている。
つながっているのは本だけではない。
文学、実用書、漫画、音楽、将棋、野球、釣り、家事。
ジャンルはちがっても掘り下げていけば、
かならずどこかでつながる。
人が歩いた後に道ができるように読書の後にも道ができる。
(あとがきより)

本の数だけ世界は広がる。
人を知り、人生は深まる。
均一台も希覯本もおまかせ。
古本処世の達人が読み歩く
しあわせな読書エッセイ。


【目次】

〈2008〉困った時の横井庄一/セントーとフロシキ/タマキング探し/古本の大予言/スポーツと恋愛/くる日もくる日も/シャボテンと人間/平野威馬雄の降霊会/旅のおともに『ミスコショ』/どケチのすすめ/シェー!!の自叙伝/ねてる間に金をもうける
〈2009〉四畳半から宇宙へ/つかこうへいインタビュー/淳之介流恋愛作法/モノの値段の話/古本ライター事始/センザンコウと「精神の鎧」/本の利殖は可能か/ウォーク・ドント・ラン/古本の甲子園/書庫書庫話/人生二倍の活用法/フォーティー・クライシス
〈2010〉一箱古本市に行こう/家事今昔物語/なんでもやってやろう/ユーモア・スケッチの世界/見るもの食うもの愛するもの/国際人クニ・マツオ/叡山電車の古本市/開高健ごぞんじの小話/昭和十九年、ある青年の日記
〈2011〉落第名士たちの回想/パーキンソンの教訓/百年前の日本人の予言/インドを語る/その時、本棚は動いた/SMに市民権を与えた作家/ピルロニスト無想庵/わたしのホーソーン道/木山捷平の生家/ミケシュとケストラーの友情/まちとしょテラソ一箱古本市
〈2012〉辻潤の『絶望の書』/男性のための恋愛論/五十年前の原発と放射能の話/八木福次郎と神保町/山羊を飼うアナキスト詩人/関根潤三の育成方針/グレアム・グリーン自伝/恋愛と結婚の話
〈2013〉辻まことの宇宙/男と女の三十歳/世界怪奇スリラー全集/文学は勝手放題のネゴト/正岡民と中馬民/メロウでプラスチックな八〇年代/岸部四郎の古本人生/稲垣書店のこと
〈2014〉結城昌治の仕事と趣味/スポーツと超能力/『まんが道』と古本/ヒマラヤ謎の雪男/ハナモゲラとは何ぞや/あなたはタバコをやめられる/お化けを守る会/ウィザードリィ日記を読む/古書殺人事件/富士山大爆発を予言した男
〈2015〉ふたりの藤本義一/東江一紀が遺した翻訳書/武満徹の対談がすごい/釣りの達人の研究/『ガロ』の漫画家たち/奨励会という鬼の棲家/プロ野球の選手名鑑/新入社員諸君!/ある古書店主の文学裏街道/詰将棋の楽園の奇才たち/辻征夫の年譜を読みながら/高見順没後五十年/柳原良平の仕事/雨の神保町、下駄履きで早稲田/叩き上げの出版人に学ぶ/二軍と戦力外の戦い/ギャンブルとスポーツ
〈2016〉エッセイはむずかしい/クセモノのヒーロー/竹中労への招待/『ニューヨーカー』と常盤新平/二日目の古書展/横井庄一に学ぶ健康術/晩年の父の読書/池上鈍魚庵物語/人生相談は時代を映す鏡
〈2017〉陶工は息が長い/三十年前の東京ガイド/『漫画少年』という雑誌があった/神戸はミステリーと古本の町/シャーロキアンと「妖霊星」/ペリカン書房のこと/不撓不屈の作家入門書/百閒は旺文社文庫で/「古本番付」の横綱たち/一九八〇年代の野球コラム/私小説作家と古本
〈2018〉男いつぴき、古典を読む/早稲田の古本市の思い出/郷土文学がおもしろい

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

94
雑誌に連載された古本に関するエッセイ集です。毎月のことで大変でしたのでしょうがこの本では一つの項目が4頁となっています。古本といっても出久根さんの紹介する様な明治や大正の昔の古本ではなく昭和の中期以降に出た本を中心に取り上げているので私も読んでいて愉しみました。その本もいわゆる文芸作品ばかりではなくかなり様々な分野があります。お店の外の台で並べられている本も多いと感じました。身近に感じられます。2022/11/05

yyrn

26
雑誌に連載された古本にまつわるエッセイ10年分・110編をまとめた本。本の世界をいろいろな部屋に例えて「狭いけど落ち着く部屋もあれば、広くてどこに何があるのかさっぱりわからない部屋もある。もう行き止まりか、読み尽くしたかと思ったところに隠し扉を見つけてしまい、さらに奥に引きずり込まれる」という思いが良く伝わってくる本。この作者がいっぺんに好きになった。これからも本をどんどん読んで行こうと思うが、三か月の休みを経て、来月から別会社に勤め出すので読書傾向がまた少し変わるかもしれない。色々背中を押してもらった。2019/06/19

阿部義彦

25
この本、古本の虫、荻原魚雷さんが小説すばるに10年に渡り連載した本に関するエッセイであります。何故か集英社(すばるの版元)ではなく、ゆかりの深い本の雑誌社からの出版となりましたが、本の装丁、作りが素晴らしいです。本フェチの方是非店頭で手に取って下さい。角に切れた背中、セピア色の写真、フォントの隅々まで凝ってます。内容も僅か4ページながら余韻が後を引いて、暫く時間を置いて、即座に読み切るのが勿体なく思える出来です。私小説の醍醐味、貧乏時代、同じ本の虫の仲間達、一箱古本市、旺文社文庫、サンリオ文庫等々。2019/04/14

緋莢

18
図書館本。『小説すばる』で10年ちょっと続いた読書エッセイに、『本の雑誌』の連載で単行本『書生の処世』になったものの未収録分を加えた本。あとがきで<原稿用紙六枚というのは読むのも書くのもいちばん好きな長さの文章だ> <いつでもどこでもどこからでも読める本になっている>と書いているように一つの話が読みやすい長さで、目次を見て、興味を惹かれた題名から読んでも楽しめる本です。図書館で借りた本なので、一気に読んでしまいましたが、本来なら購入して、少しずつ読む方がより楽しめるのでしょう。(続く2020/06/03

ぶんぶん

17
【図書館】萩原魚雷、全然知らない。 古書の話しと言う事で借りて来た、全然方向が違う、面白くない。 普通、エッセイと言うかコラムと言うか、なにか共感するものがあるのだが、全然流れに乗れない。 面白そうな本もあるのだが、アプローロチが、全く違う方向からで性格的に相容れないんだと感じた。 ともかく、流したり、飛ばして読んだが、一向に、すんなり来ない。 こんな読後感は初めて、こういう生き方もあるんだと思った本です。2019/10/22

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