そばですよ―立ちそばの世界

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そばですよ―立ちそばの世界

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860114213
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

立ちそばの神様が降りてきた!食文化エッセイの第一人者、平松洋子がいま一番興味のあるテーマのひとつ「立ち食いそば」に挑戦。立ちそばの神様が降りてきた!

食文化エッセイの第一人者、平松洋子がいま一番興味のあるテーマのひとつ「立ち食いそば」に正面から挑戦。歴史ある名店からニューウェイブ店まで、東京の東西南北二十六軒の立ち食いそば店を訪ね、つゆの香りをかぎ、そばを味わい、店主と語る。

?丹念な取材でそれぞれの店の成り立ちから、店主の人柄、味へのこだわり、街と立ち食いそばの関係まで、立ち食いそばとは何ぞやを追究。?一日に二度立ち食いそばを食べる強者、立ち食いそばファンとして知られる山口良一氏、坪内祐三氏へのインタビューと立ち食いそば同行記も収録。立ち食いそば文化を考察する珠玉の一冊。

いか天そばに動揺する「川一」秋葉原
お江戸日本橋の名作そば「そばよし 日本橋本店」日本橋
夏の極楽。冷やしそば「ひさご」浅草橋
どこにもないコロッケ「大和屋」中延
一日に二度食べるツワモノに聞く「はるな」本郷三丁目
土地の記憶を食べる「白河そば」牛込柳町
吹き晒しでゆく「田舎そば かさい」中野
家族げんかも味のうち「峠そば」虎ノ門
?カラー口絵「峠そば」
夜明け前の応援歌「そば千」東神田
優しいつゆが染みる「稲浪」飯田橋
きしめん、五十余年「寿々屋」人形町
山口良一さんと池袋「君塚」「乱切りそば あずみ」池袋
立ちそば界のやんちゃ坊主「よもだそば」日本橋、銀座
そばバル仕様で攻める「? la麓屋」田町
夜を攻める「四谷政吉」四ツ谷
ふじこさんは千歳烏山の太陽だ「ファミリー」千歳烏山
?カラー口絵「ファミリー」
坪内祐三さんと早稲田界隈「はせ川」早稲田
肉そばと肉じゃがの関係「南天」椎名町
銀座六丁目、路地裏の華「陶そば」銀座
築地の歴史を見はるかす「深大寺そば まるよ」築地
ダイヤモンドとバジル「そばうさ」麹町
だからテレサ・テン「港屋」虎ノ門
新潟にトリップ「がんぎ 新川一丁目店」茅場町
うさ、うさ、うさの三拍子「うさぎや」新橋
みんなの福の神「福そば」人形町
あとがき

平松洋子[ヒラマツヨウコ]
著・文・その他

内容説明

ようこそ、暖簾の奥へ。一杯に香る一瞬の人情味。東京立ちそば26店、それぞれの昼と夜を描く。

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1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

96
ひとり立ち蕎麦の先輩である読友さんがお薦めくださいました。美味しいものの描写では日本一のエッセイストの平松洋子さんが、立ち蕎麦とそのお店、店主さんたちについて熱く語ってくれます。立ち蕎麦への愛が溢れています。東京の立ち蕎麦店26軒で実際にお蕎麦を手繰り、店主に取材した、ドキュメンタリーといってもよいエッセイです。一杯が三百円四百円の立ち蕎麦ですが、手間は街の蕎麦屋と同じ、しかも薄利多売でがんばっているお店ばかり。一杯に込めたいろんな智慧が伝わってきます。読むと、掲載されているお店に訪れてみたくなります。2022/07/17

fwhd8325

56
たかが立ち食いそばと言うなかれです。チェーン店も含めると、街中には立ち食いそばのお店がたくさんあります。この著書は、平松洋子さんですぞ。立ち食いそばも、どこか背筋がピンとするような印象です。私でさえ、通っているお店もあるところが、本当に親近感が高くなります。また、私の食べ歩きリストが増えました。2018/12/20

いちろく

43
雑誌連載の一回目から大好きで、単行本化も本当に楽しみで、発売日をワクワクしながら待って購入したので、あえて書く。装幀がひどすぎる。掲載元から変わり過ぎ。最初の数ページ読んだ時点でガッカリした。平松さんの文章はお店に訪れて食べたくなるぐらい素敵だし、紹介されている蕎麦屋さんも魅力的。だからこそ、雑誌掲載のまま本にしてくれたら良いのに、ページ数辺りの情報量を少なくして単なるエッセイ風にしている点で、掲載元の良さを消している。装幀でこれ程印象が変わるとは思わなかったよ。ほんと、残念だ。あくまで、私の意見。 2018/11/15

ユメ

42
「そばですよ」平松さんに導かれ、未知なる立ちそばの世界の暖簾をくぐる。何となく女性ひとりで入るには敷居が高く感じられ、これまで縁がなかった立ちそば。こんなにわくわくと胸躍る世界だったなんて。知らなかった自分が口惜しい。驚かされるのは、立ちそばの個性豊かさ、そして「攻め」の姿勢。どの店からもひしひしと伝わるのは、客に愛され続けるための真摯さだ。一杯の立ちそばはその土地に暮らす人を胃袋から支え、独特な間合いから生まれる空気は短い食事時に一服の清涼剤となる。こんな立ちそばのある街が羨ましい。2018/12/28

おさむ

38
東京の数多ある立ち食い蕎麦屋の中から、選りすぐりの店をエッセイストの平松さんが紹介する。といっても基本、サラリーマン向けなので、軽いノリです笑。30近くある店のうち、行ったことがあったのは日本橋の「そばよし」だけ。行きたい店が増えました。2019/02/03

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