内容説明
光るダイコン、ゴボウ、青ジソ！落花生の殻からバニラの芳香成分抽出！柿しぶで新素材を開発！？化学の甲子園をめざす高校生たちの奮闘記第３弾。
目次
１ 文部科学大臣賞受賞 植物を光らせたら、自然の不思議が見えてきた―ルミノール発光を用いた生体内物質定量及び物質検出について
２ 大阪府知事賞受賞 偶然が呼んだ奇跡―銀ナノコロイドを用いたブラウン運動の観察
３ 大阪市長賞受賞 高校生の成果が製品に、さらに発展！―ＴｉＯ２光触媒による環境浄化
４ 大阪市立大学長賞受賞 対流圏オゾン濃度の測定に挑戦―中性ＫＩ法による光化学オキシダント濃度の測定装置の製作
５ 大阪府立大学長賞受賞 覆った仮説から生まれた新たな発見！―アゾ色素の臭素化と色の変化について
６ 読売新聞社賞受賞 改良で電力を３倍にアップ―色素増感光電池の改良に関する研究
７ 審査委員長賞受賞 地道な研究が葉を色づかせる―紅葉に影響を及ぼす外的要因
８ 金賞受賞 超臨界流体で実験！―超臨界流体の研究―ドライアイスを用いて
９ 銀賞受賞 生物班から化学コンテストへの挑戦―好アルカリ性細菌の環境改変能力
１０ 銅賞受賞 想定外の結果が生んだ新発見―柿シブの性質と利用
１１ ポスター賞への軌跡
著者等紹介
中沢浩［ナカザワヒロシ］
大阪市立大学大学院理学研究科教授。１９５２年生まれ、東京理科大学理学部化学科卒業。１９８１年、広島大学大学院理学研究科博士課程化学専攻修了（理学博士）。東京工業大学資源化学研究所研究補助員、米国ユタ大学博士研究員、広島大学理学部助手、同助教授、分子科学研究所助教授を経て、２００２年より現職。専門は錯体化学、有機金属化学。遷移金属と典型元素が織りなす化学を展開中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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