内容説明
「伝統と現代」の根底の課題を多面的に考察する!錬肉工房45周年記念出版。実験性と根源性に貫かれた、その驚くべき営為の全貌!能を現代に活かす、「錬肉工房」の多岐に亘る活動を軸に、各界の第一人者による論考、エッセイ、対談などを収録。
目次
第1章 論考(「現代能楽集」の作業;“形”について―現代能『水の声』の試み ほか)
第2章 書き下ろし論考(実験演劇の現在形―岡本章と錬肉工房の四十周年に寄せて;岡本章さんの「現代能楽集」 ほか)
第3章 エッセイ(詩の「ゼロ地点」をめざして;錬肉工房での試み ほか)
第4章 シンポジウム(“ことば”のいのち、“からだ”の声―能のコスモロジーと身体性;能と現代演劇―「現代能楽集」の試みについて)
第5章 講演(舞踏のことば;詩・声・ことば ほか)
著者等紹介
岡本章[オカモトアキラ]
1949年奈良生まれ。演出家・俳優。錬肉工房芸術監督。早稲田大学第一文学部演劇専修卒業。1971年の創設より錬肉工房を主宰し、全作品の演出を行う。2006年から2018年まで明治学院大学文学部芸術学科教授を務める。2016年度第38回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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