内容説明
大正時代に誕生し、傑出した作詞家・作曲家・歌手が総力を挙げてつくりあげてきた歌謡曲の世界が、戦後、プレスリー、ボブ・ディラン、ビートルズの衝撃を受けて消滅し、J・ポップが成立した。新星・安室奈美恵、宇多田ヒカルに至る流行歌の波乱に満ちた軌跡を実証的に追った決定版・日本流行歌史。
目次
1 歌謡曲が美しかった時代(歌謡曲の誕生;SPレコード歌謡の隆盛―各社のヒット競争 ほか)
2 「リンゴの唄」からロカビリー旋風へ(廃墟からの歌声;戦後歌謡界の始動 ほか)
3 ビートルズ来日―ポップスの時代(日本のポップス;一九七〇年代・フォークと歌謡曲の多極化 ほか)
4 J・ポップの成立(日本の新しい洋楽;歌謡曲の終焉 ほか)
著者等紹介
菊池清麿[キクチキヨマロ]
1960年岩手県生まれ。明治大学政経学部卒、同大学院研究科修了。音楽評論・歴史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件