内容説明
アメリカ映画の魅力ぎっしり詰め込みました。興奮と混迷の2010年代アメリカ映画を味わい尽くす、グッチーズ・フリースクール公式教科書、刊行!
目次
01 ライフ/エンタメ/ヒストリー―テーマから見る2010年代アメリカ映画
02 アメリカン・フィルムメイカーズ―2010年代の映画監督たち
03 シチュエーション/プロダクション―アメリカ映画のバックグラウンド
04 カルチャーズ&ムービーズ―アメリカ文化とアメリカ映画
05 トーク・アバウト・ムービーズ―2010年代アメリカ映画について語ろう
06 ムービーズ・ディテール―より深くアメリカ映画を知るための雑学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たらお
13
この10年あまり映画を見ていないことを思う。そう、何と言っても、タランティーノやフィンチャーが巨匠として紹介されているくらいなんだから。惹かれたのは、クリストファー・ノーランを紹介する記事。東村アキコのマンガ「東京タラレバ娘」の中で、主人公が惹かれた男性が推す映画「ダークナイト」に、「出たダークナイト・・・」と嘆息し「男は大好きだけど女が観ても全然面白くない映画No.1」と不満をぶちまけるのを引き合いに出し、監督作品の特徴を語る。私、この監督の作品が好きなのだが、形式の難しさというのは女性受けしないのか。2020/10/10
fritzng4
2
充実すぎるほどギチギチに詰め込まれたあらゆる角度からのアメリカ映画ガイド。悪く言えばごった煮だけど、そのごった煮感が2010年代的であるとも言えるだろう。「これぞ2010年代のアメリカ映画」と断言できる作品がなかなか絞り込めないが、この本で紹介されている数多の日本未公開作含めあまりに多種多様だからそれも仕方ないのかもしれない。カラフルなデザインも楽しく映画好きなら持っておきたい一冊。2020/04/15
ポルポ・ウィズ・バナナ
2
装丁勝ち。持っておきたい。レビューに差があれどそれもまた味わいです。2020/03/10
レンコン餅
1
よくみる映画評論家から映画好きの人まで幅広い書き手が集まっている為、文のタイプが違っていて面白い。ここまで詳しい人が集まっていると頼もしい。固有名詞は、知らなくても面白い作りの方がよさそう。視点が鋭い2020/06/21
土曜日
0
TRANSITやPOPEYEのように、図解ベースでよくまとまっていておもしろかった。2024/01/13