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内容説明
1977年よりプロとしてのキャリアをスタートさせた音楽家、武部聡志による初の単著です。膨大なアレンジ/プロデュース作品の中から、自身にとってエポック・メイキングと呼べる22曲をピックアップ。「サウンド・メイク」「レコーディング手法」「作曲」「ストリングス・アレンジ」「歌入れ」「音楽監督」、そして「アーティスト・プロデュース」など、あらゆる角度から音楽制作のノウハウを語っていただきました。また武部をよく知る4名のゲストの方々には、現場における「武部聡志の仕事ぶり」についてお話を伺っています。本書を通じて浮かびあがってくるのは、アーティストを輝かせることに全力を傾けてきたミュージシャンの姿。それはダイレクトに日本のポップス史へとつながっています。ぜひ、本書で音楽作りの喜びと深みに触れてみてください。
目次
プロデューサー/アレンジャーとして大切にしていること
「卒業」斉藤由貴
「あなたを・もっと・知りたくて」薬師丸ひろ子
「Rainy Blue」徳永英明
「瑠璃色の地球」松田聖子
「流星のサドル」久保田利伸
「どしゃ降りWonderland」今井美樹
「危険な女神」KATSUMI
「全部だきしめて」吉田拓郎とLOVE2 ALL STARS
「believe」山口由子〔ほか〕
著者等紹介
武部聡志[タケベサトシ]
作曲家/編曲家/音楽プロデューサー。1957年2月12日生まれ。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
7
斉藤由貴「卒業」のあのイントロは衝撃的だった。その「卒業」を起点に、武部さんの今までの仕事の中で印象的なものを順番に振り返り紹介する本書では、あまりマニアックな音楽の仕組みが分からなくても「きちんと狙いを付け考えて仕組みを構築している」ことが伝わってくる。コードの記述法で「そうか、そんな書き方があるのか」と思ったりすることも。キレた攻撃的で実験的なサウンドを乱発するのではなく、きちんと歌が聞こえるように調和するサウンドを作るということ。吉田拓郎がラジオでよく「武部に~」といってるのがなんだかよくわかるなあ2020/04/02
masakinoko7232
0
とても勉強になりました。フジテレビ系でよくみるピアノ弾いてる方という印象が強く、まさかそんなすごい人だったとは。音楽プロデューサーを目指している人なら読んで損はなし。2019/12/11