内容説明
若月俊一誕生100年記念出版。住民と向き合う人間的な繋がりを求めていく、そのなかでも初めて人間やいのちというものが見えてくる。
目次
医者だからこそ、弱いもんの味方(本田徹;杉下智彦;若月俊一)
医療の社会化・民主化の現代的意義を問う(大谷藤郎;若月俊一)
「ヴ・ナロード」を求め続けて(鎌田實;若月俊一)
人間のいのちと向き合う(住井すゑ;若月俊一)
医学と人生―medicineよりhealthへ(加藤靜一;若月俊一)
農山村の医療一筋に(岩村昇;若月俊一)
病院・コミュニティ・患者の権利とバイオエシックス(木村利人;若月俊一)
著者等紹介
若月俊一[ワカツキトシカズ]
1910年東京に生まれる。36年東京帝国大学医学部卒。45年長野県農業会佐久病院(県厚生連佐久総合病院の前身)に外科医長として赴任。46年同病院院長、93年同病院総長、98年同病院名誉総長に就任。2006年8月22日96歳で逝去。日本農村医学会名誉理事長、国際農村医学会名誉会長兼事務総長を歴任。信毎文化賞、保健文化賞、朝日賞、マグサイサイ賞、日本医師会最高優功賞、武見記念賞など受賞。81年春には、勲二等旭日重光章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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