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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
44
深海生物学の長沼氏による「発達しすぎた脳に振り回されずに生きる方法」。一見当たり前の内容だが、考え方の根っこの部分に、いや全くそうだよなと思った。同じ生物学系(と言っても水産学部)だから共通するのか、歳をとったせいなのか。生まれてきたから生きて死ぬ。そこに理屈は無く、膨大な生き物の一個に過ぎない。生き物が在るのもただの偶然で意味など無い、という事だ。著者は気楽にのびのびできる方向に考え、都合の悪い事は脳や遺伝子のせいにする。そう思える時はそれでいいんじゃないか。肩のこらない軽く読める一冊。2018/08/11
キムチ27
43
筆者はこれを54歳の年齢で述べ、記した。古代中国、ローマ、近代ではドイツ等の哲学者は、「かちっと脳髄で」認識し、咀嚼 言葉を吐き出して 残した。さら~っと読めるが、読んで明日からの道しるべとなるとは思えなかった(余りに、雑念が多く、そのくせ知能が低い私)考えすぎたら不味いとは「思えない」今日・・空気を読みたくないけど、読まないと社会での立ち位置が揺らぎそう。楽をしない日々の生活って○ンツのゴムが緩み過ぎ 外見も内面もメリハリが切れそう・・と思うこと自体読者としてふさわしくないなぁ・・(◞‸◟)2021/12/24
杜のカラス
19
つい、この間、読み終えたばかり本なのに、すぐ記憶が鮮明なうちに感想文を書かないと、「どうだったかな。」なんてことになってしまう。残念ながら、このほんが、そうだった。読みやすく、あまりきつい刺激がないだけに、す~っと流せる。それだけにインパクトが少ない。頭の中に、しみ込んで、自分のものとは、なっているのだろうご、なにがどうということになっていないのが残念だ。もっと真剣に、読まないと、著者にも、図書館にも、しつれいな気がする。脳と遺伝子、いま人間が真剣に考えておかないと、たいへんなことになる。反省と後悔の日々2022/03/28
マグカップ
18
題名『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』の通り、本書ではヒトの特性についてとてもわかりやすくまとめられている。それだけに留まらず、その特性に基づき、読者に生きていく上での様々なアドバイスを提供している。日々の生活にストレスを感じたり、疲労が蓄積されていると感じたりしている人にオススメである。2020/05/07
せっかちーぬ
9
私含め、皆考えすぎなのよ。と冷めた気持ちで読み始めたけど、一番の頭でっかちは自分かも。人間の頭は二足歩行には大きすぎ!らしく、頭に体が振り回されていることも多いらしい。私だわ。仕方ないよ。人間だもの。頭に振り回されすぎると疲れてしまう。あらかたルール決めをして、ルール通りに生きたらグッジョブ。と書いてあったので、やってみようかな。さてルール?と、また考えてしまった。2021/01/06