出版社内容情報
マレーシアを初めてきっちり紹介した本です。アジアの中でマレーシアが一番好きだ
という日本人は意外に多いのです。「さわやか」「すっきり」というところがその魅
力でしょう。マハティール首相の西洋に媚びない「誇り高さ」に引かれる人も多いよ
うです。本書の著者もその「凛とした」マレーシアにまいったひとり。1991年か
ら5年間国際交流基金の日本文化センター副所長として、さらにその後5年間マレー
シア国民大学の日本語講師として、クアラルンプールに腰を落ち着けた本格的なマ
レーシア・フリークです。構成は次のとおり、政治・社会から風俗・文化まで、マ
レーシアの魅力を幅広く適切に伝えています。デザイナーも著者も女性。半上製の
ちょっとおしゃれな装丁です。
1.民族それぞれの暦の中で
2.他民族社会の背景
3.マレーシアという「国」
4.南国の自然・風物
5.マレーシアと日本
6.文化交流の現場から
目次
プロローグ 「平和なマレーシア」という愛唱歌を持つ国家
第1章 民族それぞれの暦の中で
第2章 多民族社会の風景
第3章 マレーシアという「国」
第4章 南国の自然・風物
第5章 マレーシアと日本
第6章 文化交流の現場から
エピローグ さようならマレーシア
著者等紹介
伴美喜子[バンミキコ]
1949年高知県生まれ。東京外国語大学卒。国際交流基金勤務(1978‐96年)、マレーシア国民大学日本語講師(1997‐2001年)を経て、2002年5月より(財)大学セミナー・ハウス企画・広報課長
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