タイ人と働く―ヒエラルキー的社会と気配りの世界

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839601348
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0030

出版社内容情報

タイ人と働いていると、思いもよらないようなトラブルが生じることがあります。商習慣の違い、価値観の違い、背景となる歴史の違い…。つまり、それらを一つ一つ分析し、どうやったら彼らとうまくやっていけるかを考えることは、ユニークな「タイ人論」につながっていくわけです。
本書はそうしたコンセプトで、タイのビジネスに造詣の深い社会学者が書き下ろしました。一九九五年にバンコクで出版されて以来、欧米のビジネスマンの間で好評を博し、バイブル的存在になっています。
訳者は『タイの財閥』などの著書で、タイ経済の分析ではナンバー1の末廣昭東大教授。「タイ人の気配りと仕事・企業観」という解説もたいへん説得力があります。

序章 日本人役員の失敗
第1章 コンフリクトを解剖する
章2章 タイ人社会の「コーナーストーン」人間関係とヒエラルキー社会第3章 タイにおける3つの世界
第4章 経営での鍵となるタイ的概念
第5章 仕事の上手な進め方
第6章 オフィスの外での社会的役割
第7章 タイ・ビジネス文化の変容・動揺・進歩
◎解説 タイ人の気配りと仕事企業観

タイ人の友人や恋人をもつ人、タイ人のことをもっと深く知りたい人は必読です!

内容説明

この本には、マーケットシェアの拡大よりは外国で働くことの意味が、そしてビジネスで成功を収めるための秘訣が描かれている。タイの価値体系の本質をずばり指摘した、タイ人とうまくやっていくための適切なガイドブック。

目次

第1章 コンフリクトを解剖する
第2章 タイ社会の「土台」―人間関係とヒエラルキー社会
第3章 タイにおける三つの世界
第4章 経営で鍵となるタイ的概念
第5章 仕事の上手な進め方
第6章 オフィスの外での社会的役割
第7章 タイ・ビジネス文化の変容、動揺、進歩

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tom Zacky

3
非常に興味深い^^ タイに行く予定のある人は一読してみて損は無いぬ^^ 『面倒見る』って感覚が恐らく日本人にはなかなか理解しがたい部分ですな。 オイラは中華的で好きだが。 親しくないときは非常に人当たりが良い(ある部分、何を考えているかわからんがw)が、仲良くなるとびっくりするぐらい豹変するw まー輪の中に他人がいると、逆にまた人当たりが良くなる。 ヒエラルキーは韓国の方がスゴイと思う。 『12+1の微笑み』にはフイタw 良く分類したww 逆に表情を読み取れば、言葉わからなくても案外わかるもんです^^2012/10/14

主任のデリちゃん

0
読んでいて意外に普通と思ってしまったのはどういうことなんだろう? 僕は実はタイ人なのだろうか。2014/05/31

Ko

0
日本人から見ると良く分からないタイ人の行動原理が良く分かる。 基本的に日本人がイライラするタイ人の行動は、悪意なく優しさか、子どものような純真さなどから来ているみたい。 それを知って少しイライラが少なくなった。2012/05/09

hiroko_smiley

0
タイと仕事で関わる人は必読の1冊!2010/06/09

coolmonster

0
この本を読んで、バンコクの中流ホテルのビジネスセンターのマネージャーが遅刻して、待っていた客たちに逆ギレした理由がちょっと理解できた。2009/08/17

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